『センターとライトに間にふわりと上がった平凡なフライが
 西川と大田の間にぽとりと落ちた。。。
 えっ?!なんで取らないのよっ!お見合いしてる場合じゃないわよ!!』

・・・歴史的な逆転負けと言われたゲームの次の朝。
こんな夢で目覚めてしまった。
悪夢ゲームはまだ続いているのか、ぷーはまだショックを引きずっていた。

一ファンであるものがこーなんだから選手は大丈夫なのだろうか。
中田も切り替えるってコメントしてたけど切り替えが一番ニガテではないのかい。
心配しながら昨日のゲームを見始めた。

なんだろ、今まで感じたことない緊迫感。
先発のマルティネスも好投してるせいかな。
いやそれだけじゃない。何が違う?どこが違う?
あ、中田の動きが違うんだ!!
守備もヘッドスライディングも感情むき出しにして一生懸命なプレーしてる。
そんな姿を見ちゃったら
残塁も多くて、新クローザー石川ちゃんもヤバヤバピッチングの
ゲームなのに負ける気がしない。
実際に勝ちゲームになった。

中田のバッティングが上向きになったことも一因だけど
勝つって気迫がチーム全体に伝わって
引き締まったイイ緊迫感が生まれたんだと思った。
やっとわかったのかな。
いい意味でも悪い意味でも自分がチームの雰囲気を作ってしまう人なんだってこと。
そして、ファンはガッツある、あきらめないプレーを見たかったってことを。

人間だから間違いもあるし失敗もある。
でもいつも以上に
いろんなことに気付いて気付かされて、顧みて、感謝して
乗り越えていかなきゃいけない時がある。
悪夢ゲームもその一つの時だったのかもしれない。

悪夢ゲームがあったから
ワンランク中田が翔んだ
意識が変わった、いい転機になった、いいチームになれた
優勝できたっていう正夢を今夜は見たい。