以前ブログを書いていた時は長男の先天性疾患についての記事が大半でした

先天性の尿管逆流症と橈尺骨癒合症を持って生まれてきた長男がリハビリで始めたテニスを通して成長していく過程を形にしたかったのです

特に橈尺骨癒合症は診断されたものの未知の疾患で情報量も少なく不安この上なかったこと☝️
とはいえ主治医のドクターには恵まれ次第にこの疾患と向き合えるようになったこと☝️

同じ疾患の子どもさんをかかえ途方に暮れる数年前の私のようなママたちに少しでも役に立つ情報を提供できたら…と言う思いも強かったように思います

長男は今高校3年生になりました
尿管逆流症の治療は中学3年生の時に経過良好で卒業させてもらえました

そしてこの夏
橈尺骨癒合症のほうも無事卒業させてもらえました✨
3度の手術で状態は元々よりは良くなったものの正常な形に橈尺骨がなることはできませんでした

しかし日常生活には多少の不自由はあるもののほぼ何でも自分でできるようにはなったので「卒業」となりました

始めはお箸も上手く持てず…幼稚園から高校まで体育ではできない運動が多くありました
体育のみならず家庭科・工作・美術など手先の作業が必要な科目でも常に「できない」がついて回りました

それでも長男は全く気に病むこともなくポジティブに来れたのは「テニス」があったからでした

不自由な両腕のリハビリで始めたテニス🎾

すぐに長男はテニスの虜になり来る日も来る日も両手でラケットを振り続けていました

鉄棒ができなくてもバスケットボールができなくても…あれもこれもできなくても僕にはテニスがあるからいい❗️

色々できない両腕だけどラケットは握れるからいい❗️

そんな長男のテニスと共に歩んできた様子を見て同じ疾患でしょんぼりと体育を見学している子どもさんが少しでも元気や勇気を得てくれればなぁ~と思います

少しずつですが「卒業」したからこそ気づいたことを含め思い出していきます