これから旅に出ようと思っている人たちによく聞かれることは
「生活費はどのぐらい掛かるの?」という質問だ。
それは行く国や場所によってもちろん違うし、泊まる宿のランクやどこで食事をするかでも変わってきてしまう。これはあくまでも東南アジア、インドでの私的生活費である。

宿

宿はピンからキリまである。綺麗好きの私は初めての東南アジアデビューの時、最初バンコクの宿で700~800バーツの部屋に泊まっていた。今から思うと高すぎた金額だ。それから徐々に慣れてきて500バーツの宿にランクを落とした。今はそれでも高いと感じる。現在はさらにランクを下げた。

今はバンコクではカオサン付近(お寺の裏の方)に290バーツの常宿に滞在する。同じ宿にもランクによって値段が変わる。ちなみに一番安い部屋は130バーツである。その差は何か?安い部屋はトイレとシャワーは共同なのだ。
しかし私にはトイレとシャワー付きの部屋は欠かせない。それだけは削れない。
だから同じ宿でも290バーツの部屋に泊まっている。

ちなみにインドではだいたい150ルピーぐらいまでの部屋に泊まっている。しかしデリー、バンガロール、チャンナイなどの大都市では最低で300~1000ルピーの部屋に泊まる。インド大都市の安宿は汚いのでこのくらいの値段を出す。しかし私の場合、大都市に泊まる理由は他の土地へ移動途中の為、1泊か2泊ぐらいしか泊まらない。そのぐらいならこの値段でも良いやと思えるのである。

マレーシア、マラッカに到着した時、客引きからTravelers Lodge(トラベラーズロッジ)のチラシを貰った。そこにはTravelers Lodge(トラベラーズロッジ) No.2と書いてあった。ああ、この宿は一号店と二号店があるのか。と思った。そしてチェックインした後に気づいたことは、この宿には他に店舗がないのだ。元々この宿だけなのだ。しかし、このNo.2という意味は?

それは2階という意味だそうだ。マレーシアの人々は皆ブロークンイングリッシュを話すのでこういった間違いがよくあるのだ。

後にその宿のオーナー夫妻(ちなみに奥さんは大分出身の日本人)と仲良くなりこの話をした。すると皆、笑いながら「それじゃあ、将来はNo.1の方、もう一店舗ができるっていうメッセージかもね」と話していた。
するとそれから数年後、本当にTravelers Lodge(トラベラーズロッジ)はもう一軒店舗を増やしたのだ。

私はまだ訪れていないがHOTEL JOHANという名前の宿である。うわさではとても綺麗らしい。
No.2という間違いにもちゃんとメッセージが含まれていたのかも?・・・・・

私の友人に「旅に行くとき、どうやって宿を探すの?」と聞かれることがある。
通常私は宿の予約はしない。
やはりこの目で見ないと気に入らない場合があるからだ。
そして宿の入口のエナジーが悪いと私はそこにはチェックインしない。
これはあくまでも私流の宿の探し方である・・・・・

初めて行く土地には移動中、色々な人に話しかけて情報をゲットする。そしてエリアを決める。あとは前もってインターネットや人に聞いてその土地の情報を集める。そのため、ガイドブックはあまり必要ない。ガイドブックを見たかったらそこら辺にいるバックパッカーを捕まえ、見せてもらう。

大抵バックパッカーが滞在するエリアは安宿街となっていることが多い。周辺には宿が密集している。ひとつの宿が満室でも歩いて他の宿に行けば良い。

そして最初に必ず部屋を見せてもらうこと。
特に私がチェックするのは水周り。そしてベッド。
水周りが汚かったり、ベッドのシーツやカバーが汚かったら絶対泊らない。
隣近所を歩いて気に入る宿が見つかるまで探す。

しかし重いバックパックを背負いながらの宿探しも大変である。そして長旅で疲れきっている時の部屋探しも大変である。
そんな時、気に入った宿が見つからない場合、“とりあえず”的な宿に一泊だけチェックインする。そしてそこにチャックインした後、明日以降の宿をまた探しに行くのである。

私はひとつの場所に長居することが多い。その為、いかに心地良い宿に滞在できるか、できないかで旅の良し悪しが決まる別れ道となるのである。