お天気がいいので、仕事帰りに白金台へ。
こんな風に仕事が早く終わってウロウロできるのも
仕事柄、今日が最後かなと思い、行ってきました。
(年末年始忙しい職種)
 

目的はこちらのお寺。

 

 

今月号のCasa BRUTUSにこちらの記事がありました。

こちらのお寺の庫裡(僧の住まいや台所・倉庫等)を隈研吾さんが

設計したと。

Zuishoji Temple — 瑞聖寺庫裡 | Architecture | Kengo Kuma and Associates (kkaa.co.jp)

平成30年竣工したそうです。

 

この前をもうどれだけ通ってることか、そして素通りしてきたことか。

自由に出入りできる場所だということすら知りませんでした。

 

興味を持ったのは隈研吾さんだからというのも一理ありますが、

(正直彼が関係する建築物がたくさんあり過ぎて、

最近はもうお腹一杯という感じも)

ここが黄檗宗の寺院だから。

私の実家、京都・宇治市の黄檗っていうところに近いんですよ。

黄檗山万福寺というお寺があり、中国僧隠元(インゲン豆で有名)に

よって開かれ、ここを本山とするのが日本三禅宗のうちのひとつ

黄檗宗

 

こちら紫雲山瑞聖寺隠元の弟子、木庵和尚によって開かれたそうです。

 

こちらが山門?
 
山門をくぐって駐車場を通って、歩き続けると見えてきました。
 
 
これがうわさの隈研吾設計の庫裡。
行った時間が悪く、逆光晴れなので影から撮ってます。
行くなら午前がおすすめです。
 
 
水のさざなみがルーバー状の木に反射して揺らめいています。
 
 
 
水盤にうつる大雄宝殿が美しい。
 
 
 
この魚うお座のオブジェ!? 魚鼓というらしいけど、
これを叩いて行事や儀式の時刻を知らせるそう。
 
っていうか、私、万福寺で一泊の禅体験をしたことがあるんです。
写経、座禅、おつとめという名の庭掃除等。
 
食事は音を立てるな!って雲水さんに怒鳴られて。
沢庵を音ハッ立てないでどうやって食べるんだかムキー
 
脱線しましたが、その時これを叩いてました。木魚みたいです。
あ、木魚も隠元禅師が中国から持ち込んだようですよ。
 

食事の時間は右下の銅板を叩いて知らせます。
 
本尊釈迦如来坐像は港区指定有形文化財
寄木作りで京仏師の作。
お賽銭入れようとしたら、賽銭箱が外にはなく、
カメラを向けた隙間から(写真左下)中にあるのが見えました。
遠くてソフト野球部だった私でも上手く投げ入れる事はできそうになく!?
あきらめました。
無料でこれだけ見せてもらったのに、すみません。
お賽銭箱出しておく方がいいのでは?
管理上の問題があるのでしょうか?
 
万福寺の方は実家から近過ぎてわざわざ行かなかったけど、
今度帰省した時はじっくりと見てこよう。
中国中国っぽいお寺だったから、あまり好きではなかったのだけれど。
(禅体験のトラウマもあり?)
しかしいつ帰省できるのか?
 
さて、小腹がすいてきた時間。
お寺を出てきたところ、道を挟んで正面にスイーツのお店。
YATSUDOKI
ほんとにおやつ時でしたが。
こちら安いお菓子のお店シャトーレーゼの高級店バージョン。
先日TV番組「カンブリア宮殿」でやってたので、
ちょっと行ってみたいと思ってたのでした。
 
 
マロンパイアップルリンゴパイを買ってきました。
個人的にはマロンパイの方がおいしくて、
アップルパイよりお値段も安くコスパ良いかな。