私の健康状態は、皮下注射をしている最中で、白血球は減っていますが、食欲は出てきたところです。
一方で、安倍総理は、辞任を表明しました。
ブログを振り返ると、安倍総理の体調に言及することが多く、改めて相当にキツかったのだろうと思います。
臨時国会を開けなかったわけです。
総理総裁、お疲れ様でした。
毀誉褒貶。
色々とありましたが、民主党政権の混迷から、長期政権を作り出して、安定的な国政を行ったことは、評価に値すると思います。
ただ、正直、期待よりは実績が出ず、残念でもありました。
これまでの会見も、今回のように心情に訴えていくものであれば、会見の評価も違ったと思うのですが。
本人達が誇るほどではなかった、というのが私の評価です。
まあ、こちらが多分に同情している要素が今はあるのですけど。
私も、ガンで海外赴任を諦めざるを得ませんでした。
自分を納得させる、現実を受け止めるまでには時間がかかりました。
それを思い出しながら会見を見ていて、どうしても心情を慮ってしまいます。
さて、次期総裁ですが、自民党内、政府官僚達の思惑が交錯して、これから様々な情報がリークされ、観測気球を上げながら進んでいくことでしょう。
まずは、総裁選の方法の駆け引きですね。
党員票を加味する通常の総裁選は、石破さんが有利と言われています。
本当にそうなのか疑問符が付きますが。
今回は緊急事態なので、緊急事態用の国会議員と都道府県代表三名の票で行う形で進めるつもりではないかな、と思いますが、二階幹事長がどちらを取るか、悩みどころです。
実際問題、彼ら執行部の任期も迫っていて、コロナもあります。
緊急事態用の方が確度は高いですが、言われているほど石破さんの影響力が少ないと判断すれば、後の批判を避けるために緊急事態用はやらないかもしれません。
けっこう難しい判断です。
禍根を残すと、後の政権運営に響きますから。
多分、誰がなったところで、支持率は今よりは期待値で上がります。
それを活かして、コロナ対策をやってのければ、年末までは何とかなるでしょう。
年が明けて、来年度予算が勝負です。
ここで、来年度以降の国の方針を決めることになります。
ワクチンの状況も、今よりは明確になっているでしょう。
年末の実績への評価次第では、ここで総選挙は有り得ます。
そこまで見据えて、自民党内がまとまるのか。
それとも政争に突き進んでグダグダになるのか。
誰がなるにしても、コロナ対策をもっと進めて充実させる為に、大人な対応を期待したいです。