北九州市の市立小学校で、クラスターが発生しました。

クラスメイトということなので、クラスターと判断したようです。

当面、当該小学校は休校。

それ以外の小学校は再開を継続とのことです。

その判断は良いですが、問題は、本当にクラスターなのかどうか、です。

また、クラスターだとして、何かしら対策はしていながら、何が不足していて、もしくは何の不備があって、このような事態に至ったのか。

政府のクラスター班と北九州市は、早急に原因と対策をまとめ、全国に発信する必要があります。

毎日新聞の記事によると、北九州市のコロナウイルス対策のアドバイザーをしている医師の方のコメントがあり、非常に重要な現状を示唆しています。

「教育現場ではまだ予防策が徹底されていないと感じる」

つまり、専門家と現場の意識に温度差があって、アドバイスが活かされていないと思われるのです。

報道では、学校側が頑張っている姿を伝えていますが、それが学校側、ニュースを見ている側の自己満足になっているのでは、と思います。

専門家の検証を早々に行い、公表しないと、同じことを全国で繰り返し、各地でクラスターを作る可能性があります。

子供たちは責めることなく、冷静に対策の問題点を洗い出してほしいです。