物を所有するのにいろんなやり方があると思うんですが、私は増やさない事を考えてます。
空間ができる状態が落ち着くので。そのため持ち物を厳選する事が近道なんですが、キリがないので
安価な物の上級品を所有してます。
卵は昨日の大江の郷だとか。安いと思われる物の上級品なら値段もしれてます。
こうすることによって、たくさんの一級品を堪能でき、物の良し悪しがなんとなくわかってくる。
以前娘たちと鳥取のフレンチ、ビストロノブに行きました。ここはミシュランビブグルマンを取得しており(安価で質のいい料理に与えられる)一人8,000円が一番高いメニューでした。
娘の特別なランチにコルク人形が添えられていたんです。
ワインのコルクから作った人形、東京、幡ヶ谷でもこちらを出してたし、多くのお客様がお持ちだったそうです。
娘は何故かこの子に惹かれると、大事に飾ってました。
その理由がはっきりしたのは、しるべの会の草履見学会でした。大阪、日本橋の岩佐。
草履の専門店です。草履の工房見学、草履の材料、作り方の説明がありました。
高級な草履に、目の詰まった最上級のコルクを使った物があり、履き心地が凄くいい。コルクの木は東南アジアにあり成長が早い。エコに適ってる。
ワインのコルクにも使われている。
今は中国のワインの需要が増えて日本では高級品となってしまった。
そのことを娘に話すと、コルク君人形は生まれも育ちもいい子だったから、小さな存在だけど惹きつけられた。店主に可愛がられてキレイになってお客様に届けられた。
まさに安価な物の高級品だった。いつかコルクの草履もオーダーしたい。
物を所有する事は、欲望だけでは弱くて、自分の生きてきた軌道に関わる大切な行為。思い出が芋づる式につながっていく物だけを残して、丁寧な生活をしていこうと思う


