最近は、自分は「俳優」でも「芸人」でもなく、「表現者」であるという芸能人がちらほらいるが、
社会の中で生きる者は常に何かを表現しなければない。ざっくり言えば皆「表現者」だ。
「表現者」に求められるのは、自分の中の記憶を鮮明にし、たとえそれが辛いことであっても
細部まできっちり覚えておくことだと思う。結局自分の中にあるものしか表現できない。
自分の中で迫れていないことを相手に伝えることはできない。
普通の人が辛いことに目をそむけがちであるからこそ、それに向き合った者は、
人の心の奥底にうったえる何かを表現できるのだと思う。
そう考えるとなんだか勇気が湧いてくる。
いじめを受けても、親に虐待を受けても、恋人に裏切られても、その事実に目をそむけないで。