naomiakimotoのブログ

naomiakimotoのブログ

ブログの説明を入力します。

Amebaでブログを始めよう!

父の命日

お墓参りに行ってきました。

 

一年前、爽やかな秋晴れの朝9時過ぎ

意気揚々とゴルフ場でスタートを待っている時

一人暮らしの父の万が一に備えて

契約していた警備会社から

父が倒れているとの知らせの電話。

 

よりによってこんな日に…と

親不幸なことを思いつつ

カートからひとりゴルフバッグを下ろし

不謹慎なゴルフウエアで

そのまま実家に向かいました。

途中、救急隊から電話で

もう亡くなっているので、

警察に引き渡して

救急車は引き上げます、と。

 

お風呂で亡くなっていたので

発見は10月21日でしたが

死亡推定時刻は前日21:00頃。

 

トイレにセンサーを取り付け

12時間動きがなければ

警備会社が本人に電話し

応答がなければ家に出向いて

鍵を開け確認する

という契約でした。

 

つまりお風呂に浸かっていたのは

12時間だったのですが

それだけでも、

もう死因は分からなくなるほど

ふやけていたと、

翌日警察に検案後の遺体を引き取りに行って

検察医の方に言われました。

(幸い顔は水没していなかったので

遺体の確認で対面していたため

確かにむくんでいたけれど

まさか体がそんなことになっているとは

思いもせず

葬儀まで家に連れて帰るつもりだったのに

それも叶いませんでした。)

 

「発見したときのお顔をみると

そう苦しまなかったと思いますよ。」

と、いくつもご遺体に接している警察の方が

なぐさめてくれました。

 

実は、母も入浴中に83歳で亡くなっています。

母は、父がすぐに発見したので

検案の結果「虚血性心疾患」という死因が

死亡診断書に書かれましたが

父は「死因不明」。

 

88歳という年齢、糖尿病という持病からも

おそらく母と同じ血管系の問題だと

想像するしかありません。

前日は、10月なのに異常な寒さで

いつも冬には、母のことがあるので

脱衣所には入浴1時間前から暖房を入れ

浴室暖房もかけて注意していたのですが

(我が実家はお風呂までの廊下が長く、

恐ろしく寒い家だった)

まだ10月だし、と思ったのか

脱衣所にも浴室にも

暖房がついてなかったのです。

 

それにしても

こんなに見事に

子ども孝行な最期を飾った両親は

そうそういないと思います。

(両親ともに浴室で亡くなるというのも

なかなか珍しいことですが)

母も父も、人生で一度も入院することなく

ボケることも、介護も全く不要なまま

まさしくピンピンコロリで逝ってしまいました。

 

しかも、ふたりとも晩年足が悪くなり

生活が億劫になったせいか

「そろそろもういいかな」と

最後に会ったときに、ふともらしたあとの

出来事でした。

その時は

「そういうこと言う人に限って

まだまだ生きちゃうのよ」

なんて笑ったものでしたが…汗

 

サラリーマンに専業主婦に一男一女

昭和の日本の典型的な平凡な家庭だったので

大した財産があるわけではありませんが

その中で最大のものを残してくれました。

 

あっぱれ!としか言えない

最期に感謝しかありません。

 

唯一の困りごとは

お風呂につかれなくなってしまったことガーン

リラックスする場所が悲しい思い出となり

いつになったら湯船にお湯を

溜められることやら…