Naomi's Life as a Translator

Naomi's Life as a Translator

2014年2月にフリー翻訳者デビューをしたNaomiの翻訳者生活奮闘記。
フリー翻訳者としてのお仕事のことから、趣味のピラティスやサイクリングなどのライフスタイルのことまで、色々とつづっていけたらと思っています。

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IJETの2日間のプログラムが終わりました。

全体的な感想としては、参加して本当に本当によかった!ということです。
いかに自分の価値観が間違っていたか、自分の課題は何なのかに気づいた2日間でした。

まず第一に、やはり専門分野というのはとても重要だということです。
IJETを受けるまでは、「確かに自分は文系の人間だけど、翻訳の前にきちんと調べ物もしてるし、理解を深めてから翻訳しているもの!」という考えがありましたが、それではダメだということに気づきました。
今までは、自分にお仕事を下さっているのだから、今自分に出来るベストを尽くしてそれに対応すればいいのではないかと考えていましたが、先生方や皆さんよりも随分低い次元でしか物事を見れていませんでした。
今日の最後のセッションで井口先生もおっしゃっていましたが、口を開けてお仕事を待っていて、貰ったものを何でもします!というスタンスではいけないですね。

いただいたお仕事を全力で全うするのは勿論ですが、そのお仕事を続けるキャリアの中で、自分はどの立ち位置に居たいのか、どういう道に進んでいきたいのかを常に意識して、そこでスペシャリストになれるように努力していかなければいけないとようやく気づきました。

この2日間で、翻訳の技術云々よりも、プロフェッショナルとしてお仕事に取り組むためにもっと重要な本質的なことを学びました。
今は、一昨日までのひとりよがりな驕った自分に喝を入れてやりたい気持ちでいっぱいです。(同時に、昨日までのあまりにも言葉のプロとしての認識に欠けた日記も、色んなプロの方の目に入るかと思うと恥ずかしい気持ちでいっぱいで、いっそのこと消してしまいたいですが、これも私の変化の証ですのでそのまま残しておきます。)

第二に、この2日間で特許だけでなく色々な分野のセッションを受けたり、色々なバックグラウンドの方とお話ししたりして、自分がどんなことに興味があってどんなことを極めて専門にしていきたいのかということに気づくことができました。
今までは、あまりに余裕のないスケジューリングをして、ただひたすら目の前の案件に取り組んできましたが、これからは目の前のお仕事に全力を尽くしつつ、自分の専門を深めるための勉強にも時間を費やしていきたいと思います。

2日間で学んだことを継続していくためにも、具体的にどういう道に進んでいくのか、どうやって勉強していくのかについては、リサーチして、もっと落としこんでからこちらでアウトプットします。


2日間本当にありがとうございました。