夜が来る度に
胸に沁みる 哀しみと祈り

そこに願望などは無い
在るがままを受け入れるだけ

けして無かったことにはならないけれど
どうにか薄く小さくしていかなければ

静の奥に秘めた動が
まだ何かを言いたがっている

その言葉が何なのか
私は解っているけれど
これから先もずっと
解らないふりを続ける

穏やかな波を守るために