津川さん。
昨日、プレミアAで『津川雅彦破産寸前』というようなタイトルで200日間を密着取材したブイが流れていました。
正直、衝撃を受けました。
私にとって、津川雅彦さんといえば大御所俳優のイメージ。
また、朝岡雪路さんの旦那様としてもおなじみで、ご本人は出ていなくても奥様や娘さんの話題に常に登場していて、なんとなく親しみを感じる方でした。
そんな津川さんが、おもちゃ屋さんをしていたなんて!
しかも、数年前から業績が下降の一途をたどっていて、ついこの間まで死ぬか生きるかの選択を迫られていたなんて信じられませんでした。
負債は6億5千万。
幸い、手を差し伸べてくれる企業はありましたが、条件として『すべてを清算した上で。。』という厳しいものでした。
津川さんはそこで人生最大の賭けに挑まれます。
最後に残された財産、アメリカの画家ノーマン・ロックウェルの作品「サンタクロースの旅行計画」 をオークションにかけることに決めたのです。
近年、彼の作品は世界的に人気があり高額で売却できる可能性が高いそうです。
津川さんが目指したのは600万ドル(約6億7千万円)。
でも、現実は厳しいもので売却価格は200万ドル(2億2千万円)でした。
結局津川さんは賭けに負けてしまいましたが、サンタクロースマジックが起きたのです。
条件を出していた企業が、残りの負債を肩代わりしてくれ共同経営の道を提案してくれました!
津川さんがグランパパの夢のパートを受け持ち、新パートナーは実務を担当、二人三脚でやって行く事になったそうです。
『捨てる神あれば拾う神あり』 『捨てるサンタあれば拾うサンタあり』ですね。
「今日は、僕の出棺ですよ」
この絵を手放すとき、津川さんはさみしそうにそう語っていました。
いつまでも愛おしそうに絵画を見つめながら。。
人は大切なものをなかなか手放せない生き物です。
だけど、それを乗り越えたとき新たな未来を手にする。
そんなことを津川さんは教えてくれました。
これからも俳優業、おもちゃ屋さんの経営者として、みんなに夢を与えてくださいね。
私は思うんです。津川さんこそサンタさんだと。
大事なことを教えていただき、ありがとうございました。
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