『西の晴富、東の千疋屋』
片岡鶴太郎さんは、いつだか私にそうおっしゃいました。
果物といっても超一流。
誰もが満足するその味を堪能させてくれる果物屋さんの老舗中の老舗。
千疋屋は有名だけど、晴富を知らない人は東には多いかも。
晴富の亭主は、何を隠そうおなじみ、平野宏枝氏の父親。
先日、初めてお会いする機会を頂き、会ってきました。
すっごい人なんだろうな~・・・と思いきや安心したのは田舎のおっちゃん!爆
全然偉そうな態度はなく、笑顔を絶やさない、笑顔というか爆笑を絶やさないお人柄。
なるほど、この父親にしてこの娘あり、なんだな、一瞬にしてそう感じました。
『わしゃの、最初3万円しか持っとらんかったんじゃー。わやくそいやー。』
これ、わかりますか???
嬉しかったのは、方言がまるで私の地元、山口県萩市と同じなこと。
地元の父の後援会のおっちゃんとしゃべってるのとそう差はなかったです。
『私は最初3万円しかもってなかたんです。めちゃくちゃでした。』
みたいな感じですねw
父から学ぶことは、多々あります。
これはまた書きますが、うちの父親の背中というのは、物を言わなくても見てればわかる、見て学べ、そう言っているような感じで、無言の中に深い教育がありました。
ですが、このお父さんは・・・笑
久しぶりに、どきゅーーーん!!っていう刺激を受けました。
発する言葉、ひとつひとつが人生の教訓に聞こえました。
やはり、苦労・挫折を味わって更に這い上がっている人の言葉には重みや深みがありますね。
宏枝ちゃん、あなた幸せね、このお父さんからは学ぶことがたくさんあるわ。
こういう方に出逢って、お話させてもらって毎回感じること。
・人は謙虚でなければならない
・人は探究心がなければならない
・人は誠実でなければならない
私は、度胸と根性は誰にも負けない!
正しいと思うことは、正々堂々とブレることなくやり通す!
人に優しく、自分に厳しく!
このお父さんに会って、また、根拠の無い自信がふつふつと・・・笑
でも、大事なことです。
世の中を少しでも良くしていこうと思うなら、こういった感覚は常に研ぎすませてなければならないし、自分を見失ってないけない。
いくら、偉くなっても有名になっても、それは変わる事があってはならない。
偉くなっても、偉くなってはいけない。
父から学んだことですが、改めて平野父からも叩き込まれたように思います。
父親・・・いつまでたっても偉大で追い越せない存在なんですね。
そんな父親に私もなりたい、あ、違う、母親だったw