鳩山さんが、今回の尖閣諸島の衝突問題で、

「自分なら温首相と腹を割って話し合えた」

なんて言ってるみたいだけど、そんなことを平気でマスコミの前で言ってしまう鳩山さんではやっぱり外交はできなかったでしょう。


国をあげて中国に対抗しなきゃいけないのに、代表選の腹いせか、菅さんのことを表立って批判するなんて、政治家としての資質はないと思う。


代表選自体をこんな経済が大変な時期に仲間割れしてやってるから足元をすくわれるようなことになるんじゃないの?

政治家は政治をしなきゃ。

選挙なんてのはその過程でしかないんだから、それの対策ばかりしてちゃ木を見て森を見ない。まさにそんな状態になってしまう。


万が一鳩山さんが首相でも、今回の事態はなんにも変わっていなかったと思います。

だって、やること遅かったじゃない。沖縄の時だって。


自分だったら・・・自分じゃなかったから言える言葉です。一番無責任な野党体質の抜けない発言。

そんなこと言ってる間にじゃあ、

”どうしたらいいのか”

を菅さんに教えてあげてください。


政治家なら、批判するなら具体的な解決策も一緒に言え。

私はそう思います。


今回の尖閣諸島沖の衝突事件、報道を見るたびに中国という国は本当にやくざだと思う。

はっきり言ってますます嫌いになった。


結局は国際ルールなんて守ることのできない、一皮むけば後進国。


中国政府は必要以上に必死になって反日感情をあおったり、公の場で領土問題をアピールしている。これって必死すぎないか?

中国人が言っていた

「中国政府への不満の矛先を全部日本に向けるために反日感情をあおっている」

と。

多分そうなのだろう。自分の国はめちゃくちゃ。でも、ほしいものはほしい。形振り構わず協調なんて全くなく子どもと一緒で欲求のまま。


その中で日本は?

自分の国の政府への非難ごうごう。

一昔前は子どもの喧嘩で親は自分の子どもを叱り飛ばして教育していたものだ。

でも、今回は子どもの喧嘩ではない。

まして相手はやくざと一緒で道理が通じない相手。そんな相手からは自分の国を守るのが政府の責任です。

私たち国民一人一人も中国という国に侵食されていってもいいのかどうかの一つのターニングポイントだと思う。

私は絶対に嫌だ。

日本のマスコミも、自国への非難ではなく、中国への非難をもっと報道して、国民全体の意識を高めて、中国製品の非買運動なんかもやったらいいと思う。


こんな国も含めて外国人参政権なんて、許されていいはずがないでしょ?


アメリカについても、ちょうどいい機会だから、日米同盟がどれほどの威力なのか、冷静に見極めたらいい。

本当に日本を守ってくれるのかどうかで、基地問題、思いやり予算の必要性、日米安保条約のことを考えたらいいじゃない。


日本の経済も、中国からの輸入に頼ったり、やすい人件費に釣られて中国に投資したりするから危機管理が甘かったツケがまわってきた。

そう。国際問題を考えるとき、万が一鎖国しても自分の国でなんとかやっていけるかどうかが国の底力だと私は思う。

工業もそうだけど、農業も輸入に頼らなくてもいいように、減反政策、農業の補助金なんてバカな政策してないで、底力を上げる政策をするべきだ。


日本の政治家は、党内で争ってる場合じゃないよ。

何が優先か。


国益


です。

それは日本人一人一人にも言いたい。一時的な自分のことばっかりじゃなくて、大きな目で日本という国の国益を考えましょうよ。




吉兆というと、京都が創業本店と勘違いしている方がたくさんいらっしゃいます。

でも、違うんですよ。


吉兆さんは、いくつかの株式会社にわかれて、それぞれの本店があります。


その中で湯木貞一さんが営んでいらっしゃった創業本店は、大阪の本吉兆高麗橋本店です。

この高麗橋吉兆が、吉兆の原点なんですよ。


さて、今回、家族のお祝いで高麗橋吉兆さんにうかがいました。

写真はもちろん撮ったのですが、写真ではあらわせないもの、是非五感で味わって想像していただいたいことがたくさんあるので、あえて文章だけのご紹介にします。


高麗橋吉兆さんは、店構えはとてもシンプルで、もしかしたらちょっと拍子抜けする方もいるかもしれませんが、そこから一歩踏み出すと、全く違う世界が開けます。


まず応接室に通されて、お茶を一服いただきながらご案内されるのを待ちます。

このお部屋には近衛文麿の書がかかっていて、素敵な壁紙、銀漆と思われる天井、落ち着いた調度品、そしてお軸にお花。今回は秋ということで、桔梗の花に「月」でした。月は文字で「月」と書いてあるのですが、優しくちょっと斜めにかかった三日月のようで素敵でした。

竹篭にはいったお花もとても素敵で、特別暑かった外を忘れるような静かで落ち着いた空間です。

そこで待っていると、お茶の待合で待っているときのような感じで、この後の世界への期待が膨らみます。


この応接室も、たくさんの人たちの物語を見てきて、歴史的瞬間の一端を担ったこともあるかもしれません。

天井の銀の色がその歴史とともに少しずつ渋みを増しているんでしょうね。


今日はここまでにして、何回かに分けて書きたいと思います。