家庭教育…

でも、私としては…
子供達が学校に慣れて
毎日登校してくれているだけでいいと思っています。
人の話を聞くとか
忘れ物をしないとか
そういう当たり前のことは
家庭で身に付けさせて欲しい。
そんな内容だった。
子供達のスライドは
図工や生活、給食などの風景で
しかも、静止画な訳で…
問題があるのかは
よく分からなかったが…
先生としては
精一杯やっている。
問題があるとするならば
それは、家庭での教育範囲内だ。
噛み砕くと、そんな風に伝えたかったのだと思う…
その後、PTA役員を決めた。
既に上の学年に兄弟のいる保護者も多く、また、私のように立候補する方もおり、すんなりと決まった。

保護者会

16時
娘の教室にクラス全員の保護者が揃った。
佐藤先生と石川先生が慣習的な挨拶をした。
次に、右端の保護者から
子供の名前と共に自己紹介が始まった。
正直、私の番が来るまでに
自分との温度差を感じた…
皆、一様に息子・娘は学校が楽しい、お友達が沢山できた、等と言うのだ…
社交辞令か…
本心なのか…
私は事務的に挨拶をした。
例え慣習でも、娘は今日まで歯をくいしばって登校しているのだ…
楽しいなんて、口に出来ない。
この場で質問しようかとも迷ったが…
自己紹介が終わると
クラスの授業風景がスライドショーで映し出され
佐藤先生の話が始まった。

夫婦の考え

あの電話から1週間が経過した。
ひなの様子も大分落ち着いたように見えた。
席替えして先生の目が届くようになったのだろうか…
それとも、娘が慣れてしまっただけなのだろうか…
帰宅後の娘の話しは
毎日が相変わらずで
授業もままならないようだった。
今日は初めての保護者会の日だ。
私たち夫婦は共働きで
平日の学校行事にはなかなか参加できないのは分かっていたが
夫とも話し合い
PTA役員に立候補すると決めた。
出来る限り学校に足を運び
ついでに、クラスの現状を把握し
保護者の目を光らせ
尚且、先生とも極力親しくしよう
協力的な保護者であることで娘を守ろうと、夫が言ってくれた。
今の夫とは、娘が1歳の時に知り合った。
もちろん、ひなとの血の繋がりはない。
しかし、とても育児に協力的で
娘のことを第一に考えてくれる。
血の繋がりって大事なことなのだろうか…
時々、本気で考える。
いつの日か、娘が真実を知る時を思って、胸を痛めてくれる…
私の素敵な夫
娘の大好きなパパだ。
私はこの家族なら
どんなことも乗り越えていけると心から思っている。

