春休み日記


(長くなったので 分けた前半)
ムスコ園友親子と
8年振り再会お出掛けをしたよ。
目的場所は 午後からのスタートだったから、
その前に 親子別々に寄り道をしたよ。
ムスコペアは Sony Building|ソニービル へ。
再会といっても
ムスコは、当時の記憶が無く、ほぼ初対面

そんな二人だったけど、
行かせてみたよ。
母ペアは 相田みつを美術館 へ行ったよ。
最後に来てから 5年以上は経っているワタシ、
ここへ来る度、励ましてもらっていたという友人。

来る度に 買いだめしているポストカード。
左上のカードは ムスコへのお土産。
※真ん中の「念ずれば花ひらく」は、
坂村真民の書
数年間に1回のペースで訪れていますが、
その時その時の自分の心に響く、
相田みつをの言葉があります。
《 相田みつをの言葉より 》
『 人の話の聞き役になった時、
つらかったろうなと
相手の立場になって聞き役になった時、
そういう人を観音様という。
自分の愚痴を聞いてくれ、
追い詰められた時に、
こっそり相談にのってくれる人である。
そういう人がいないと人間は生きていけない。
聞き役はしんどく疲れる。自分の悩みは解決しない。
自分にとっては誰が観音様か。
誰かのために観音様になっているか 』
~自分の愚痴を聞いてくれ・・・・・・・そういう人がいないと
人間は生きていけない~
ここ数年の日本の社会を見ていて、
自分も 強く思っていることです。
展示されていた全文そのままではないのですが、
この言葉が 今の心に 一番残りました。
『 どんな愚痴でも気持ちよく聞いてくれる人
その人は、あなたにとって、大事な観音様だ 』
たった一人にでいい。
いつか こんな風に思われる人間になりたい。
この詩が飾られた部屋を出る時、
少し先を歩いていた友人が
「あそこの奥から2番目辺りの・・・」と
その心に残った詩の話をしてきました。
友人の口から出た言葉に
とっても驚きました。
「私にとって、あなたがそうなの」
思わず涙が出そうになりました。
涙をこらえるワタシの姿を見て、
友人の方が「大丈夫
」と驚いていました。
本当に 身の引き締まる言葉をもらいました。
その後に言われた言葉にも
感慨深い気持になりました。
去年、数年振りに再会し、
ワタシと話をしているうちに
「言っていいんだ・・・と思った」と言う友人。
「それまで言ったことがなかった。
言っちゃいけないと ずっと思ってた」
得た知識でもなく、
人から教えられたことでもなく、
自らからの気づきの積み重ねが、
本来の自分というものの生きざまに
影響を与えるんだということを
再会後、大きく変わった彼女から、
教えてもらっているのです。
気づきの大切さを
改めて実感しました。