ムスコのスクールカウンセラー(臨床心理士)よりの
お便りの続きです
※()の部分は 分かりやすくなるように付け加えさせてもらいました



◆親として留意するべきこと

・(子どもは)安心感、守られているということがまず必要。

・日常生活は、できるだけ普段通りにする。また、生活全般の中で
 ストレスとなることは、少なくする。

・普段ないようなことが起こったのだから、調子がよくなくても当然で
 あることを覚えておく。

・年齢にもよるが、子どもたちが強いストレスを感じたときに、
 スキンシップを求めたり、甘えたりすることは、しばしばみられる。
 子どもたちの心にある気持を理解し、受け止めるよう努める。
 一緒に過ごす時間は大切。

・話すことで気持ちは楽になる。(子どもは)身近な人に、自分の
 話したいとき、話したいだけ話せることが大切。

・(親は)色々な感情がわいてくるのは自然なことだが、
 (子どもは)良い悪いではなく、それを受け止めてもらうことで、
 気持ちは楽になり安定する。

・大人は、子どもの状態を楽観的にとらえてしまうことがある。
 それは、元気でいてほしいという気持ちの反映でもある。(が)
 「(大きい子ほど)傷つかない」「遊んでいれば忘れる」などは誤解。

・励ましであっても、「いつまでも気にしないで」「がんばりなさい」などの
 セリフは控える。

・「自分のせいで悪いことが起きてしまった」「自分がいけないのだ」と
 自分を責めたり、「自分はダメだ」と自分をひどく否定的に
 とらえたりする気持ちをもってしまうことがある。
 そうではないということをしっかり伝える。

・傷ついた心を、再度傷つけないために、充分な配慮が必要。
 それぞれの人がそれぞれの思いを抱いていることは、尊重すべき。

・気分転換をしたり、リラックスしたりする時間をもつように心がける。









ひとつ前の お便り前半にも書かれていましたが
大人でも 震源地に近くない人でも 
心がヘトヘトになっている人は あちこちに居ます

でも 子供は 大人よりもコントロールが出来ないですし
やっぱり その子供を守るのが大人の私達の役目だと思っています

地震があった直後 
子供を安心させられるような言葉がうまくかけられなくても
子供を抱きしめ 
安心感を一緒に分かち合うだけでもいいのではないかと
思いました王冠1