こんにちは。
心・体・脳を５歳
若返らせる専門家
小林奈央です。
海に囲まれた日本は
魚や貝類と共に海藻を
昔から食べてきました。
おにぎりの海苔、
出汁をとる昆布、
味噌汁のワカメ、
という具合いに。
特に海藻は和食には
欠かせない食材の一つに
なっていますよね。
海藻には、身体に必要な
ミネラル、ビタミン、食物繊維が
非常に多く含まれています。
しかも
低カロリー・低糖質。
腸内環境を整え、毎日の
健康維持にとても
おススメの食材です。
しかし、
近年多くの日本人が
ビタミン、ミネラル不足と
言われています。
栄養不足から体の不調を
感じる人が多いのでは
ないでしょうか？
数日に分けて代表的な
海藻について選び方など
をご紹介します。
海苔を消化できるのは日本人だけ
まず、海苔。
２０１０年に、フランスの
微生物学研究チームが
「生海苔の細胞壁を分解する酵素を
生み出す微生物は日本人の腸内のみ存在する」
という、研究報告があった
そうです。
つまり、
上手に海苔を消化
出来るのは日本人だけ、
ということです。
面白いですよね。
海苔を昔から長年食べ続けて
来た結果なのか・・・
遺伝子レベルで
食文化として根付いてきた
食品なのでしょう。
栄養面で見ても、
海藻にはタンパク質が
平均して10％ほど含まれており
海苔には40％も含まれて
いるそうです。
また、
海苔は水につけるとヌメリが
でますね。
これは、アルギン酸の作用で
血圧・コレステロールを
安定させ、有害物質を
デトックスする作用が
あります。
他にも、
食物繊維、葉酸、鉄分、
ビタミンA、Cなど
さまざまな栄養素が
含まれています。
それから、
海苔には、ビタミンB1とB2が
多く含まれているのですが、
この2つは糖質をエネルギーに
変えるのに必要な栄養素で
不足すると疲れやすく
なります。
つまり、
お米に海苔を巻く
「おむすび」は
非常に理に適っている
ということですね。
では、
どんな海苔を選べばよいのか？
ですが、
より品質の高い海苔を
選ぼうと思った時には
「酸処理」を
していない海苔を
選んでください。
酸処理とは、
海苔を網ごと
有機酸の液に浸して
海に戻す方法で
病気を予防するために
用いられています。
母方の実家が海に
囲まれた島育ちで、
私は子供の頃、
海苔の手伝いを何回か
携わったことが
あります。
海苔を作る過程を
知るととても面白く、
また
大変な作業だと
感じたことを思い出します。
今、流通している海苔の
殆どが酸処理されているのですが
「海を汚す可能性があるものは
使わない」という信念で
酸処理をしないで、
昔ながらの製法を
続けている生産者さんも
います。
そういった海苔は
希少な海苔ですので、
いい値段がするのですが、
味と香りは抜群で
是非一度味わってみて
ほしいです。
一方、子供にも人気な
「味付けのり」は
添加物が使われているものが
多いのですが、
探せば無添加の海苔も
あると思うので
チェックしてみて
くださいね。
今日も最後までお読みくださり
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