「ビッグ・アイズ」 | naokoの日記

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ティム・バートン 監督

エイミー・アダムス
クリストフ・ワルツ  出演


1960年代アメリカのポップアート界で人気を博した
実在の画家 マーガレット・ウォルター&キーン夫妻の出来事

離婚して娘とふたりの生活を踏み出したマーガレットは
生活のために路上似顔絵描きをはじめる
そこに絵描き仲間のウォルターが現れ
言葉巧みに彼女にとりいって結婚

その後平凡な風景画の彼の絵をおいて
マーガレットの哀しげで大きな目をした子どもの絵が
注目を集めたため ”キーン”というだけのサインに乗じて
自分の作品といって売り込み
絵は売れ彼は美術界で寵児ともてはやされるものの
ゴーストライター~は新垣さんかゴーストペインターかな?
の生活に疲れたマーガレットは
彼を告訴 裁判となる・・・・

”繊細では絵は売れない”
というセリフがありますが 確かに
繊細ではない 画才もない 
~のちにその絵さえも本人が描いたものではないことが
けれど 商才はあったと思われるウォルター

クリストフ・ウォルツの演技はちょっと
オーバー気味かと思われますが
あのころの時代というのはまだまだ男尊女卑で
女が描いたといったら 売れないとか
家庭における女性のありかたや
主張というのはあんなだったのでしょう

なんや そのまんまやったな という夫には
~そりゃあ「その女アレックス」の後に来たら
少々のことでは納得しないわねー
ウォルター ビッグ・アイ 違うて ビッグ・マウス やったな
というオチで納得してもらうほかありませんね
~法廷シーンのペリー・メイスンには笑いました^^
けど夫は知らないと 
ヒッチコック劇場 ローンレンジャー ララミー牧場・・・と
懐かしいテレビドラマの話になって盛り上がったし
ま 良かったよかったかな

ティム・バートン監督の真面目な作品^^というので
でもそこここに監督らしさが
60年代のお家や車 ファッションやメイクも楽しめました♪