今年の3月から、保育補助のパートタイムで働く主婦です。

以前は、オフィスデザインのアシスタント業務をしたり、フリーランスで働いていましたが、子どもの不登校を機に、すべてを辞めて自分と今に向き合う時間を作りました。


そういうと、潔いねとか、思い切ったねとか、子どもと向き合ってえらいねとか、良い意味に捉えられるように言ってもらうことが多いのですが、本当のところは、子どものことが気になって、仕事が手につかなかったのです。


今となれば、この時、今この瞬間に一秒たりともいなかったことがよーーく理解できます。

部屋にこもって仕事をしている間も、テレビやゲームをしている息子のことが頭から離れません。

次に顔を合わせたら、どうやって向き合えばいいのか、〇〇先生に会わせるためにはこうしたら良いだろうか、そんなことばかりが脳内を占領して、目の前の仕事が全く身に入らない毎日でした。


納期は遅れる。チェックはおろそかになる。

働く時間は倍になり収入は減る。

お客様には本当に申し訳なくて、すべてを学校に行かない息子のせい、理解してくれない夫のせい、私はまったく悪くない!!

そんな現実を生きていました。


こうして、自己嫌悪と被害者意識が極まってしまい、仕事を辞めてしまいました。


自分が被害者になり周囲を悪者にするって、どういうことかわかりますか?


変わらなくても良いよ。

今このままでいれば良いんだよ。

だって、その方が努力もいらないし、

環境だって、周囲の人だって今のままじゃない。

変わることは恐ろしいことだよ。

今あるすべてがなくなっちゃうよ。


と呟くエゴさんは、恐怖を植え付けてきます。

恐怖を持つことで、変化をしなくて済むのです。

これが、被害者意識のメリットのひとつ!


それを払拭するために、今この瞬間。を味わおう。そうすると、変わっちゃうんです。

それも自然に。楽しく。


その話はまた次回。