精神障害者と秋田犬きりたんの何気ない日常

精神障害者と秋田犬きりたんの何気ない日常

精神病を発症してからはや18年。
今は優しいダーリンとかわいい秋田犬きりたんとの3人暮らしを楽しんでます。
押し寄せる感情の波に飲み込まれそうになりながら、それでも毎日なんとか生きてます。
そんな私ときりたんの何気ない日常を綴っていきたいです。

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目が覚めた。
見たことのある風景。

そこは病院だった。

記憶を辿る。

ああ、私、ODしたんだった。

看護師さんに尋ねる。
丸2日寝てたって。

なのにさ、
お子ちゃまな私の頭は
「怒られる」って真っ先に思った。
怒られて当然なことしておきながら、
それを真っ先に恐れた。
こういうところは変わってない。

でも、誰1人怒らなかった。
それどころかなんだか泣きっ面。

己の愚かさを思い知らされた。
軽率で浅はかで、情けなかった。

人の優しさがこんなにも痛いものとは。
私は今まで何を見て生きてきたのか?
何を感じ、何を考え、何をしてきた?

ちゃんと感じよう。
ちゃんと見よう。
ちゃんと話そう。

それでいい。
全部分かり合わなくたって、
そうしたい、そうしよう、と思うことの大切さ。

人って暖かいんだなぁ。