福岡呆然日記 -30ページ目
四年前に青春18きっぷで
上京した時の写真です。
私のスナップには何で
撮ったのか分からないもの
が時々あって、これもまた
不明です。
寂しい駅に旅情を感じたのか
みやた歯科の看板がよかった
のか。
遠くのホームに店らしきもの
があって、そこが立ち食い
そば屋であることも考えられ
ますが、いずれにしてもピント
がぼけ過ぎてよく分かりません。
今はもうない六本松の
定食屋の写真です。
くたびれた食品サンプルと
造花やお人形の取り合わせが
なんともいえず、しばらく
入店をためらいました。
思い切って入ったらおかず
も飯も熱々でうまく安い。
また行こうと思う内、いつ
しか店は畳まれていました。
ずっと気になっていた
サンドイッチ屋に先日
行ってまいりました。
トーストしたパンはおやっ
と思うほど薄いんですが
焼き加減よろしくさっくり
して軽い歯触り。
頼んだのはBLTサンドで
具材は少なめ、ベーコンが
自家製だそうで塩っぱくて
脂が瑞々しくトマトとよく
合います。
昼時に小さなサラダと
フライドポテト、飲み物
までつけて八百円くらい。
相当安いです。
次は二種類頼もうと心に
決め、店を出て近くの商店
街を歩くうちトイレに行き
たくなる。
とても長いアーケードに
たくさん店はあるのにさっと
入れそうなとこが見つからず、
しばらく探せば喫茶店があった。
かなり急な階段を上がり
注文前にトイレへ駆け込む
のも悪いからミックスサンド
とアイスコーヒーを頼む。
さっき食べたばかりだけれど
喫茶店のサンドイッチは軽い
のが多いからいけるでしょう。
用を足して席に着いて
やってきたのは分厚いパン
に盛々の具が挟まれたもの
で、マヨネーズで和えた
ゆで玉子がはみ出しそう
です。
食べ進むうち、実家の
サンドイッチを思い出す。
一抱えあるような大皿
いっぱいに四五種類のサンドが
搭載されている。
白飯や麺類は一定の量を
過ごすと胃に入らなくなる
がサンドイッチはなぜだか
いくらでも食べられた。
気づけば皿のミックスサンド
はなくなっており、調子の
悪いときはサンドイッチに
限ります。
類は友を呼ぶのか、はた
また季節の変わり目だから
か、街に出るとぶつぶつ
言う人によく出くわす。
先日入った回転寿司屋では
私の左隣にそんな人が着席
して、これがまた聞こえるか
聞こえないかという音量で何か
言うのです。
これには参った。
ひとたび耳に障ると寿司も
半分、そしてまた半分と
味を失い、しかし独り言を
止めてとも言えない。
向かいのボックス席では
おばばが孫に歌をかなり
大きい声で歌い、どうにも
たまらない晩飯となりました。
子供の怪獣というものは
さほどおらず、怪人となる
とさらに少ない。
親子となれば人造人間
キカイダーに登場した
ブラックハリモグラだけの
ような気がする。
性格にはロボットですが
人工物なのに親子睦まじく
愛らしい造形とともに今も
好きな怪人ロボであります。

