さて2007年9月より始まったイギリスでのMBA留学だが、無事に2009年12月に卒業をする事ができたのでここで一つの区切りとして振り返りをさせて頂く。
何を感じ、何を考え、何が変わり、何を得ることができたのか。
経営学の知識
欧米ビジネスにおける経営者として必要な体系的な基礎知識。大学では化学を専攻していたし留学前は営業をしており、コーポレート職とはかなりの距離があり深い知識はなかった。取りあえず大まかに会社の仕事についてレベル1の知識を得ることができたのでは?と思う。Marketing部での意思決定へFinance部がどう関ってくるかなど、それぞれの部は密接に関っており会社全体として最適な行動を常に心がけれる意識が芽生えた。この段階ではまだスタートしただけなので、ここからどう自分でこの基礎力を実践を伴った応用力に変えていくかが大切である。MBAを卒業したからとおごらずに自分の伸びに期待したい。
視野の広がり
海外生活では確かに文化の違いを学ぶ事ができた。日本では当たり前の事が当たり前でない。海外旅行でもそれは得られるが、それが毎日続く為、その学びはより深い。何度となく、その不便さに苛立ちを感じたこともあったが、それを段々許せるような心の広さというか鈍感力がついたようだ。店員の態度が悪いのは当たり前。子供に木の実を投げつけられた事もある。携帯電話の解約に30分以上電話で懇願した事もいい思い出だ。クラスでいえば特に半数を占めるインド人、時間に遅れてくるのは当たり前自分の考えを押し付けるのだけなのも当たり前、やるといっても結局やらずに言い訳ばかり。でもそんなものも許せるというか、今は右から左に受け流せる。時間に迫られながら計画通りに物事が進まないことばかりで臨機応変に対処しなければならなかったのはいい自己成長の為のトレーニングだろう。しかしながらそんな生活のおかげで日本の素晴らしさを再認識できた。海外の生活は確かに刺激的で楽しいがなんて日本の生活は快適なのだろう。何となく海外に憧れ日本に劣等感が少しあったが、その考えは間違っている。世界と比べても遜色ないだろう。
内面的な変化
何か大きく変わったかというとよく分からないがタフになった。テストに通るのか?という不安が一年目はかなりあったが、こなして行く内に『一生懸命やったら何とかなるだろう』という楽観に変わっていった。対策を練ってそれに向って注力した後は運否天賦しかない。そこまできたら悩んでもしょうがないという開き直りが大事だ。またリスクを取る事に対して寛容になった。一般的に安定した日本の会社員を止めてまで留学しようとした事で、自分が踏み込めるリスクの限界が上がった気がする。
自分の弱みと強み
何ができてできないか。どこまでできてるか。
時間をかければアイデアが浮かぶが即興は苦手であるしそれを上手く説明できない。ただしっかり筋道を立てて何を話すかを前もって準備をすれば、説明できる。プレゼンも準備をしっかりすれば英語も含めて中々いいものができる。(いい意味で演じれる)
集中力はあまりなく自分に甘い。ただ自覚している為、自己管理は程々できる。対策として家ではあまり勉強せず外で他の人の監視下でやるなど。また計画を立てればその通りに行動できる。
人とのつながり
将来的なビジネスで本当に役立つつながりになるかはまだ定かではないが、世界各地に知り合いがおり連絡が取れ、情報も入手できるのは喜ばしい。国際感覚というか世界目線で考えられ、大きく社会を把握できる一助になる。また副産物として一国の利益だけを考えるのではなく他国も気にする事により世界平和にもつながるのでは?正直ただ単に外国人の友達がいて、その国に遊びに行き地元人と交流できるだけでも嬉しい。
高校生の時からの憧れであった海外生活をできたたけでかなり人生満足で幸せである(例え借金に苦しんでも)。さらにはその生活も本当に思ってた通りに刺激的で楽しかった。MBA留学はキャリアアップの為に役に立ったかどうかはまだ答えはでではいない。留学後は元の会社に戻り営業から本社のコーポレート部門に移動できたのでその意味では良かった。しかしMBA留学は今後の自分の成長目標の中では一つのきっかけに過ぎず、留学で学んだ事を生かすも殺すもこれからの自分次第である。
これからも色んな事に挑戦し自分を高めて生きたい!!
ありがとうございました
































