〜持続的に成長する組織の条件〜




①明確な報酬が用意されているか

労働の対価としての“給与”。

現代では、社会的な承認、異性からの評判、同僚や上長に認められ評価されているかの精神的報酬も重要。




②不確実性

運や実力で結果が変わる環境は活気付く。

特に、投資銀行やメディア、IT業界などは、変化が激しく予測が難しいため、すでに環境がある。




④ヒエラルキー

努力や結果によって、給与や待遇に差が出ると当然、人は頑張って働く。

結果に応じた給与や等級の“ヒエラルキーの可視化”。

営業や売上の数字が強い会社のオフィスには、“目標とその差”や“競合との比較”や“個人ごとの目標”、“個人の成績”を全員に可視化して、モチベーションを上げる。

コミュニティ全員が比較できる明確な数値により、ヒエラルキーをいしきすることで、個々人が積極的になる。




⑤コミュニケーション

会社での飲み会や総会も大切。

面倒だと考える人も多いが、組織として、交流の場が非常に重要で、業務とは無関係な場面でも仲間が仲良くなると、仕事やトラブルや悩みがあるときに、気軽に協力し助け合う。

会社のメンバー同士の交流が増えるほど一体感が出る。

一見、意味のない時間を一緒に過ごした人ほど、その後に関係性を築きやすい。




+α共同幻想

“ビジョン”と“企業理念”。

会社として、“何を信じたいか?”、“何を正しいと思うか?”の宣言がビジョンや理念。

同じ理念を信じ、働く場合には、一体感が生まれ、トラブルがあっても理解し、助け合うため組織として、崩れる可能性は著しく低くなる。

社員に限らず、取引先や消費者も同様、理念に共感し、同じものを信じている場合は、多少の問題があっても協力し、支えてくれる。

魅力的な企業は、どこも共通して多く兼ね備えている。




【働く人たちに高い水準で金銭的報酬と社会的報酬を与えて、激しく変化を繰り返し、数字や役職などの秩序を可視化し、明確な理念をメンバーへ浸透させることに多大な労力を割いている】