日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は19日、「NV200バネット」を一部仕様向上し、ワゴンは同日より、バンは8月上旬より発売すると発表しました。

NV200バネット」は、荷物の積み込みがしやすい大容量の荷室空間と、充実の安全装備を備えた商用バンで、小回りが利く運転のしやすさや使い勝手、燃費性能の良さなどがお客さまから好評を得ています。

今回の一部仕様向上では、車速60km/h以上での走行時、ドライバーのハンドル操作から注意力が低下していると判断したとき、音と表示でドライバーに休憩を促す「「インテリジェント DA(ふらつき警報)」や、駐車時や低速走行時、ブレーキと間違ってアクセルを踏み込んでしまったときなどに衝突防止をアシストする「踏み間違い衝突防止アシスト」を全車標準装備し、全車サポカーSワイド対象となるなど、安全装備の拡充を図りました。さらに、多彩な車両情報が見やすい7インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイを新たに採用し、メーターの視認性と機能向上を図りました。


日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社(本社:神奈川県茅ヶ崎市、社長:片桐 隆夫、略称NMC)は19日、「NV200バネット」をベースとした車中泊仕様車「マルチベッド」、ライフケアビークル(LV)*1「チェアキャブ」、および、商用特装車「ワークユースビークル」シリーズを一部仕様向上し、「マルチベッド」のワゴンベース車は同日、「マルチベッド」のバンベース車と「チェアキャブ」、「ワークユースビークル」シリーズは8月上旬より、日産の販売会社を通じて発売すると発表しました。

 

NV200バネット「マルチベッド」

NV200バネット「チェアキャブ」

NV200バネット「保冷バン」

 

今回の一部仕様向上ではベース車と同様に、車速60km/h以上での走行時、ドライバーのハンドル操作から注意力が低下していると判断したとき、音と表示でドライバーに休憩を促す「「インテリジェント DA(ふらつき警報)」や、駐車時や低速走行時、ブレーキと間違ってアクセルを踏み込んでしまったときなどに衝突防止をアシストする「踏み間違い衝突防止アシスト」を全車標準装備し、全車サポカーSワイド対象となるなど、安全装備の拡充を図りました。さらに、多彩な車両情報が見やすい7インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイを新たに採用し、メーターの視認性と機能向上を図りました。

 

<NV200バネット「マルチベッド」>
NV200バネット「マルチベッド」は、日常的には家族の送迎や通勤、買い物などに使用しつつ、アウトドアスポーツや大きな機材を使用する趣味を楽しまれる方、あるいは、ペット連れの旅を楽しまれる方のために、跳ね上げ収納式のベッドシステムを備えることにより、高い実用性と快適な休憩のためのスペースを同時に提供するモデルです。

 

<NV200バネット「チェアキャブ>
NV200バネット「チェアキャブ」は、車両後部のスロープから車いすのまま車内に乗り込める車両です。コンパクトで取り回しのしやすいボディサイズでありながら、充分な室内空間を確保している「NV200 バネット」の特長を活かし、主に病院や福祉施設の送迎車や介護タクシーなど、法人向けの需要に適した多人数乗りの車いす仕様車としています。使い方や乗車人数に合わせた3種類の室内レイアウトを設定しており、車いすやストレッチャーの乗員を含めて4~7名が乗車することが可能です。また、乗降用手すりやオートステップ、助手席スライドアップシート(オプション)などを装備することで、車いす乗員だけではなく、介助者や自力で歩行できる方にも乗降しやすい仕様としています。

 

<NV200バネット「ワークユースビークル」シリーズ>

●保冷バン
積荷を温度を保って運搬する車両です。荷室の全面に断熱材を採用し、外気温が庫内に与える影響を軽減しています。また、荷室床面の地上高が低いため、荷物積み降ろしがスムースに行えます。

 

●リフター付バン
重量物の積み降ろし用に、車両後方に自動昇降リフターを備えた車両です。リフターは後方視界を妨げない折りたたみ式で、350kgまで昇降させることが可能です。またリフターは、格納時に横方向に開閉することもでき、リフターを使用せずに軽い荷物を積み降ろしする際の妨げにならない構造にしています。

 

●VX2人乗りバン
好評のVXグレード並みの装備や外装デザインを採用した2人乗りバンを、特装車としてラインアップしています。積載スペースの広さに加え、装備や外装も重視されるお客さまに向けた車両です。

 

●外装VX仕様ルートバン
カラードバンパーやフルホイールカバーを採用し、VXグレードと同様の外装デザインとしたルートバンを、特装車としてラインアップしています。食品や服飾、生花の配送に使用する際など、特に外装にこだわるお客さまに向けた車両です。

 

*1: 日産自動車グループでは、生活の色々なシーンでお役に立ちたいとの意味を込め、福祉車両を「ライフケアビークル」(LV:Life Care Vehicles)と呼んでいます。


引用

https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/240719-01-j