やっと運命の出会い!!!!
根っからの洋服好きの自分にとっては欠かせないメンテナンス
「良質なモノを大切に長く」をマイルールに徹して
シーズンオフは必ずクリーニングへ
何年たっても満足出来ていなかったクリーニング店ばかりだった中ようやく出会えた
私がクリーニング店に求める事は2つ
⚫︎こちらのオーダーに対して応えれる丁寧な技術力
⚫︎価格の良心性
たった2つだが、両方兼ね備えたクリーニング店は中々ない。
今まで、大手クリーニング屋で何回も
泣き寝入りを見たこともあって、クリーニング屋選びには並々ならぬこだわりがある。
クリーニング屋というのは
①お客様の衣類を窓口で預かり(店舗スタッフ)
②預かった衣類を工場に持っていく(運送業)
③工場で洗いをかけ綺麗に仕上げる(工場スタッフ)
④工場から預かった依頼を店舗に届ける(運送業)
⑤綺麗なった依頼を④から預かる(店舗スタッフ)
⑥店舗スタッフからお客様のもとに
この一連のサイクルの中で、色々な人が間に入っている間接的な仕事が多く
以前自分がクリーニングを出して汚れて帰ってきた時にクリーニング店に問い合わせたときに
店舗に問い合わせても
お店は洋服を預かるだけの仕事なのでわかりません。
工場に確認します。
と2つ返事で返って来た時は
↑責任転嫁祭りで、本当に腹が立ちましたね
でも実際の業務がそれだけなのでそりゃそうですよね。
お前たちには他人の預かった物に対してのプロ意識はないか!とカスタマーハラスメントしたくなるぐらいでした。
そこから、安いからで選んだクリーニング屋も
大量に預かって大量に仕上げるような大手も
選ぶ事を辞めて
本当に自分の大切にしている洋服を理解して丁寧に対応してくれるクリーニング屋を探し
半年前、紹介でいい所が見つかりました。
それがさっきのお店
80代前半?ぐらいの御高齢のお父さんと、お母さん夫婦の二人三脚のお店
店主のお父さんは耳に補聴器をつけてお仕事しているゆったりとした空間
ここは工場にもっていかず、お父さんご自身で丁寧に1つ1つ綺麗にしてくれるのです。
一回お店に行くと
もう顔も覚えてくれており、オーダーシートに名前と電話番号もいらない
人の名前と電話番号で覚える仕事ではなく
昔ながらの顔で覚えて仕事をする人達だ。
一度服を預けた時は本当に丁寧すぎるぐらいの仕上がりで、綺麗さも許容内を遥かに超えるレベルでも
「これ以上綺麗にならなくてゴメンね!」
と何度も何度も伝えてくれるぐらい自分の仕事に責任とプロフェッショナルさを持った人だからこそ
今ではもう、ここにしかクリーニングはださない。
そして、目玉が飛び出る程に
値段があり得ないくらい安い。
商売でっていうより、あの人達はきっと
人との繋がりや使命感をもって
自分達が必要な最低限のお金を頂ければ良い
営利目的過ぎない所もお店の良さにも感じる
大手と違い、中間のマージンがないから安いのもあるのかもしれないが
申し訳なくなるくらいに安い。
自分の場合は、一般の方が出す服よりも目立つ物が多い分、お父さんは良く「兄ちゃんが持ってくる服はお洒落なカッコいい服ばっかりやな」
「その分綺麗にしやなあかんと気合いが入るわ!」と
そして毎度かなりの量を一度に出す中でも
仕上がりは2週間以内で上がってくる。
凄すぎる。
仕事の量を考えても、年齢を考えても
今回も秋冬物含めて13点
名前も何も言わなくても、顔を見て預かり伝票に
しっかりとした字で
安藤
と
これがまさしく人の心を掴むプロフェッショナルなんだと
昔の人間は考えが硬いやらどうやら否定的に捉えられる時代になっているが
こういう匠な技と心をを今の若い我々がきっと後継していかなければいけない所だと思う。
ネットが当たり前に普及して、利便性が高まった反動で
人間の奏でる温かみが薄まっているのではないかと