追い掛け回されて
吐きどこなくして。

見付からない様にとは
思わないけれど。

自分で居られる為に。

少しだけ。
ちょっとだけ。
何もなかったみたいに
また朝が来て。

自分の居場所が
段々わからなくなって。

ほんの少しで良かった。
だけどほんの少しもなかった。

結局、誰だって自分だけ。

人の苦しみなんて
見て見ぬふりだ。

同じようにすればいいのに
それが出来ないって知ってて
つけ込まれているんだ。

でももういいや。

頭の中に逃げ場はあるから。

早く眠りたい。
歩いて5分の距離。

窓を開けたら逢えるかなって
キミはそう言って笑った。

逢えっこないよ。
ボク達は違う空間で
生きているんだ。

でも逢いたい。
逢いたかったんだ。

たからボクは
ここから飛び出す事にする。