Our Little Corner Of The World           〜日本マジック周遊記〜
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お久しぶりです。
山口です。


旅を終えて、大学も始まり、色々なことに手を出して、なかなか忙しい日々を送っています。


50日間、漫画喫茶などに泊り、毎日違うところにいて、毎日違う布団で寝て(布団じゃないことが大半でしたが笑)、毎日色々な方と出会った日々が、少し遠く昔のことのように感じます。


相変わらず、豆腐は何故かやめれず、夜遅くに冷蔵庫をあさっては豆腐を食べたりはしています。

1パックごっそり毎日食べてたあのときは、全く普通だと思っていたけど、東京で食べた時の周りの人の顔をみると、これは異常なんだなと気付かされます笑


この間はお世話になった皆さんに感謝状という名の、日本地図を手書きで書いたお手紙を二人で集まって作りました。

Our Little Corner Of The World           ~日本マジック周遊記~


新聞にのせて頂いたところからも次々と我が家に新聞が届き、特に糸魚川の新聞は1面にでかでかとカラーで載せて頂いていたのでとても驚きました。

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そんな感じで旅も終わりを告げたので、帰ってきてから少し経った今、振り返ってみたいと思います。


~~~


この旅は本当に多くのことを学んだ旅でした。


はじめ、僕たちはより日本を知り、人に出会い、そして「子ども達にマジックをしてあげよう!」といって旅をはじめました。


しかしその「してあげよう」という考えが、いかに間違った考えだったかということを強く思い知ることになりました。


旅に出たばかりのときは正直なところ、もしも人にお世話になる時、自分たちからのGiveがないと、人からTakeを受ける時に非常に申し訳なくなってしまう。だから出来る限りのGiveをしようという気持ちでマジックをしていました。


そんな思いで、やった一番最初のマジックは失敗に終わりました。にもかかわらずそこで出会った人は僕たちに本当に多くのTakeをくださいました。


僕たちは、このままではいけないと思い、努力し、ショー自体は成功するように努めました。
しかしそれでも僕らのGiveを100倍、いや100000倍は上回るTakeをどの場所でもお受けし、どこに行っても最後には「ありがとう」と言って頂きました。


どうして、見知らぬ僕らにそこまでしてくれるんですか?そしてお礼を言わなければいけないのは僕たちなのにどうしてそんな言葉までくださるのですか?


僕らの頭はそれで一杯でした。


しかしある時、1つのことを教えていただきました。


「僕は君たちに何かを返してもらおうとは思っていないよ。僕が渡したこのバトンを、君らに他の人に渡してもらいたいだけだよ」


人は人の為に何かをする時、「してあげる」という気持ちがあると僕は思っていました。少なくとも未熟だった僕たちはマジックを「してあげる」という気持ちで最初は臨んでいました。しかし最初に出会った静岡の方、その後出会った方々皆、僕たちに何かをしてくれる時、誰一人として「してあげた」などという考えを持った方はいらっしゃいませんでした。皆無言で、一切そのことには触れず、当然のように僕たちのために何かをしてくださるのです。何かを僕らに買ってくれる時も、僕らに気付かれないように買ってくださり、その後「これ食べな~」といって当然のように渡してくださったり、僕らがいない間に何かを買ってくださっていて、僕らが気付く頃にはいなくなっていたり、本当に信じられないほどの無償の愛を受けました。そして今まで感じたことのない程の「ありがたさ」「やさしさ」を感じ、心から幸せな気持ちになりました。そしてそういった無償の愛こそが、なにより一番嬉しく、気持ちよく心に残るのだと知りました。


そして同時に、気付きました。


人はいつも「相手の気持ちになって、人の為に生きなければならない」ということです。


これはとても月並みな言葉で、僕もこのことを母から耳にタコが出来るほど言われて育ったのですが、このことをこれほど身を持って体験し、心からそうだと思ったことはありませんでした。
本当に「生きる」と言うことはこれに尽きるのだと思います。


人は一人では生きていけません。幸せという言葉には「仕合せ」という書き方もあって、人は仕え合って初めて幸せになるというお話を、僕の大学の神父様から聞いたこともあります。


人は人と助け合い、仕え合い、幸せになる。僕はそれをこの旅で心の底から体感させていただきました。


人から優しさを受けた時、人は人に優しくしようと思います。その自分が優しくしたことのお返しが例え自分にかえってこなかったとしても、きっとその優しさを誰かにその人は伝えてくれます。


こうしてその優しさの連鎖で世の中は少しずつ皆が人の為に生きるようになっていくのではないかなぁと思いました。


なんだか変なスケールのお話になってしまいましたが、こんなことを感じ、自分の生きていく糧にしようと思ったので、長々綴らせて頂きました。


最後にあと少しだけ感謝の意を綴ります。


僕にはこの旅で感謝したい人がたくさんいます。

もちろん1つはこの旅で出会い、助けてくださり、時々連絡までくれた多くの皆さん

本当にかけがえのない思い出をありがとうございました。
必ずお礼をしに、もう一度参ります。

そしてこんな旅を決行しても、特に何も反対もしなかった家族。
自分はいつも変なことをしているけれど、それを一切反対せず送り出してくれた家族にも心から感謝しています。


最後に実はとても感謝しているのが、一緒に旅をした松原です。

彼とは中2の頃から友人で、そろそろ友達になって9年間ぐらいになります。

そんな人生の半分ぐらいの期間ずっと友達な松原。
僕たちは多分かなりの変わり者で、何事にも興味があり、凄く色々な話をします。
一度はケーキ屋・カフェ巡りに同時にハマり、日本のトップ10にはいるケーキ屋を一緒にまわろうといって、夏休みに日本一のスイーツを食べに大阪・京都までいきました。今でもその時のブログもしっかり残っています笑(最近は節約してケーキ屋なんていってませんが笑)
彼がファッションにハマったときは、僕のファッション先生になってくれ、一からファッションを教えてくれ、いつの間にか僕もハマリこみ毎日原宿を練り歩くようになりました(旅中は全身ユニクロでしたが笑)
手品に関しても、松原がマジックをやっていたから、僕も一緒にやってみようとなり、いつの間にか大学では僕が部長のマジックサークルが出来、彼が他大にも関わらず副部長として一緒にサークルを切盛りしました。思い返せばマジックを見に、ラスベガスも行きました。

きっとすごくどうでもいい僕らの思い出をつらつらと書き綴ってしまいましたが、ドイツの留学で旅が本当に好きになり、本当に色んな人に出会ってみたいと思って、「日本まわらない?」という下北沢のサイゼリヤで生まれた軽い提案に全力でノってくれ、全力で一緒に努力し、まわってくれた友人には誰よりも感謝の意を伝えたいです。

旅中も彼独自の謎雑学で多くの健康法や洗濯術を学びつつ、変わり者同士だからいつも何か話題があり一度たりとも喧嘩もせず、50日一緒にいたのに毎日ベラベラベラとお互い喋っていました。

そんな人生でここまでの友人に出会えるかというレベルの友人に僕は出会えて幸せです。
こんな機会もなかなかないと思うので、お礼を言っておきたいと思います。


この旅で得た多くの物を胸に、これからも生きていきたいと思います。

本当にありがとうございました。

僕らはこれからもマジックの活動をしていこうと思うので、また皆さんに会うこともきっとあると思います。

またお会い出来ること心から楽しみにしています。

それでは長々と失礼しました。

また旅をするときにブログを書きます。


山口
ついに最終日です。


とりあえず時間潰しの為に公園でブランコに乗りながら、コーヒーをすすります。


こんなのんびりした時間を公園で過ごすのも最後なのかなぁと思っても実感が沸かず、これからも旅を続けられる。そんな気がしていました。

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そして千曲市子育て支援センターでマジックです。


ここでは、子ども達ではなくて、育児に苦労されているお母さん達を対象にということでマジックをやらせて頂きました。こちらに来ているお母さん達は、育児をされているお母さん同士で集まってお話をしたり、先生からお話を聞いたりして、日頃の悩みを取り除きに来られているそうです。
千曲市の市民の方々へのサポートの充実さに驚きます。


こちらの館長さんは「子育ては船酔いと一緒だよ。」とおっしゃっていました。どういうことかというと車酔いは車が止められるところがあれば車からおりて休むことが出来ます。でも船は陸地がなければずっと船に揺られていなければなりません。子育ても大変だからといって途中で止めることはできません。それを知って子どもを授かり、育てていかないとなかなかやっていけないということだそうです。


子どもを育てるということは楽しいことばかりでもなく、苦労することもきっとたくさんあると思います。子どものいない自分たちにはまだ想像もできないような大変なこともたくさんあるでしょう。でもそれを乗り越えてこそ、子どもは育っていき、そして同時にそれを支えあってこそ親の絆も深まるのではないかと思いました。


船酔いになりながらも家族が僕を育ててくれたから、今こうして未熟ながらもある程度大きくなった自分が居るんだと思いました。
本当に家族には感謝しなければと思います。


こんなことをしみじみと思いながら、千曲を旅立ちます。


この日は松原の書類を内定先に提出しないと、内定取り消しになってしまいかねないという事態だったので、ヒッチも考えていたのですが、長野からバスで帰ることにしました。


そして長野駅に到着し、時間もあるので駅からかなり離れてましたが、当然徒歩で善光寺へと向かいます。



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旅人っぽいです。

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支援センターでいただいた、長野の郷土食たちをお昼にして頂きます。
他にもドルチェと言うリンゴやサンシャインマスカットという美味しいフルーツもお土産にいただきました!

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最後にここまで無事に楽しく旅を続けられたことを感謝しながらお祈りをして、バスに乗り込みました。


こうしてついに旅は終わり、出発点だった池袋に到着します。

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出発した芸術劇場の前で写真を撮ります。


最後東京でなにかしようと計画していて、最後はやっぱりごちそうを食べて終わろうとしたけどやっぱり僕らが向かった先ははなまるうどんでしたーなんてことをやろうと密かに思っていたのですが、いかんせんはなまるうどんが食べたい気分ではなかったので、高校時代からいっていた串カツ屋へいきます。


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もちろん僕たちなので普通には頼みません。

昔は串カツだけが載っているメニューをぐるぐるまわして目をつぶって指をおとしたところにあるやつを頼もうっていうゲームをしていたのですが(それで松原は最高の当たりくじ「紅ショウガ」を食べてました)、今回はメニューのかたちが変わっていて、ぐるぐるまわしたら800円の食べ物とかを頼んでしまう可能性があったのでiPhoneのサイコロアプリをダウンロードし、サイコロの目数にある品を注文しようという方式に変えました。


そこであったサイコロをふると・・・


・・・・28!!


1・・2・・・3・・・4・・27・・にんにく・・・


・・・・・にんにく?

にんにくの串カツをひいてしまいました。
100円でにんにくなんて泣きたいです。

次に出た目が豚かつだったので、豚かつと一緒にいただきます。








・・・・・・・・・・うまあああああああああああい!


まさかの調和を見せてくれました。
サイコロゲーム万々歳で、絶対に頼まないであろう2セットからうまれる絶妙なハーモニーに涙をしました。


そんなあほなことをしながら、僕らの旅は終わりました。

最後はあっさり別れた方が俺らっぽいよねといって「じゃ」とだけ言葉を残して別々の電車で実家へかえります。

自分の布団がある不思議さ、毎日同じ家に帰れる不思議さ、ご飯もある幸せさ、色々な当たり前だったことに不思議さと有り難さを感じながら、実家に帰りました。


こうして僕らの旅は終了です。

最後に1記事まとめを書きたいと思いますが、ここで一応旅中の記事は終了となります。


僕らを支えてくれた皆様、陰ながら支えてくれた皆様、旅中の僕らに声をかけてくれた皆様、全ての皆様に感謝の意を表したいです。

本当にありがとうございました。

本当に皆様のおかげでここまで楽しく50日間、限られたお金で生活し、マジックし、旅を続けられました。

本当に本当に心より深謝しております。

また皆様に会える日を信じて、これからも生きていきたいと思います。

それでは!!!

ついに最終マジックポイント「千曲」を目指して、出発します。

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ここではハードボイルドな男性が「二回通り過ぎたら乗せずにはいられなくなったぜ!」といって乗せてくださり、行き先は少し違ったのですが、仕事場の仲間の方々にどこからいけば千曲に迎えるかということを聞いてくださり、そちらへ向かってくれました。


そしてその次も「1回通り過ぎたら気になってしょうがなくて、そっちに行く予定はないけど連れて行くよ」といってまたまた優しい方が乗せていってくれました。


本当に人ってあったかいです。


そうして朝出発し、想像以上に早くお昼にはついてしまった千曲市。


お昼ご飯を食べるべくスーパーへ向かいますが、焼き肉ランチ500円の文字を見て、久々の焼き肉
を堪能します。

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うまい!!!

これが500円だなんて。。。信じられません。

ここ千曲で泊まる漫喫にはシャワーがなかったので、近くのホテルで300円の温泉につかり、旅の汚れを流し落とします。


なんだか最終日前日に焼き肉を食べ、温泉にはいり、晩ご飯はいつも通り豆腐を食べました。



これでこの旅で眠るのも最後です。


全くそんな実感もないまま、なれた漫画喫茶でナイトパックを注文し、眠りに着きました。