昔、おもちゃ屋さんに行った時に「買ってー!買ってー!」と床にひっくり返って手足をバタバタさせて泣いている子を見たことがあります。

みなさんは見たことがありますか?

そして、やったことがある人はいますか?

私はあります。(笑)

 

人には色々な感情があります。だから、「嫌だな」「つまらない」「面倒くさい」と思うのも自由です。

しかし、その感情をいつでもどこでも口に出していいかというと、それは違うと思うのです。

教室でみんなで過ごしている時、何を思っても、それは個人の自由です。でも、その感情を表に出して周りの人に嫌な思いをさせていいわけではありません。自分の言動がどんな影響を与えるのかまで考え、コントロールできる人になってほしいです。それが、集団生活をしていくためには必要なことです。

なんでもない感情を表に出すのは幼い子のすることです。

「買ってー!」「買ってー!」と手足をバサバタさせて泣いている子と同じになってしまいます。

年度当初の学級経営について学ぶためにこの本を読みました。

 

ポイント1 この本で実施していきたいこと

 よりよい学校・学級をつくるために

1 目指すべき方向性やゴールを明確にする。

 ・子どもの成長につながるのか  ・極端に個人が犠牲になっていないか。

 ・助け合える雰囲気が醸成されているか  ・相談しやすい環境か

 

2 安心感がある、学校・学級がつくることができているか。

 ・仕事、役割を明確にする。   ・やったかどうかの見える化

 ・手順を整理する。(給食当番・清掃)

 ・なぜやるかを明確にする。

 ・ベースとなる行動規範を示す。

 ・ゴールを共有する。

頭がいい人の思考を知るために、この本を読みました。

 

ポイント1 この本で何を学んだ?

1 人は自分のことをちゃんと考えてくれる人を信頼する。

①  人の話をしっかり聞く  ②承認する側に回る。

2 伝わらないのは、話し方ではなく、考え方が足りないせい。

①  根拠が足りない。  ②言葉の意味・定義をよく考えない。

3 とにかく反応しないこと。

 

ポイント2 なぜ、ポイント1が大切なのか?

1 他者を承認したくなるとき→親切にされたとき

 コミュニケーションの強者→承認欲求を満たす側にいる。

2 言葉の意味がわかること、やることを具体的にしなければ行動に移すことができない。

 ちゃんと考えるとは→人を動かすアウトプットを生み出すこと

3 怒っているときは誰でも頭が悪くなる。

7つの言い換えを学び、伝え方の技術を向上させるために、この本を読みました。

 

ポイント1 この本で何を学んだ?

1 否定・叱るには、相手の行動をかえる力はない。

2 人の行動を変えたいのなら、対話・共感・質問を多用する。

3 人は褒め言葉通りになりやすい。

 

ポイント2 なぜ、ポイント2が必要なのか?

1 人は変化させられることに抵抗するから。→心理的リアクタンス

2 自分で考え、口にしたことでなければ血肉にならない。また、自ら考え、宣言してもらうことで自分の行動に責任をもつから。

3 小さな変化や進化に気づき、承認することで自分の成長を実感できるから。

 

ポイント3 仕事にどういかす?

1 結果よりもプロセスを褒める・認める

 S その時の状況   B その時、とってくれた行動   I インパクト

2 対話・共感・質問を重ねる。聴いて言わせる。

3 しかる・否定はぐっと我慢する。

 英雄とか偉人とか言われている人々の中で、本当に尊敬できるのは、人類の進歩に役立った人だけだ。

 そして、彼らの非凡な事業のうち、真に値打ちのあるものは、ただこの流れに沿って行われた事業だけだ。