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どこ めざしてんの?

ランニングと登山にうつつを抜かしたい年頃です

 先日の完走報告ブログには、たくさんのいいねやコメント、ありがとうございました。

 あらためて、走れてよかった、と思いました。


 

 さて、大会振り返りの前に懺悔から。

 あっ、スタートまでのレポじゃないんです。


 今回は「走れない」=「派遣枠に穴を開ける」という恐怖との戦いでした。



 日本代表でもないのに大袈裟だな、と思う方も多々いらっしゃるとは思いますが、そこはそれ、悩みの大小は等身大で人それぞれ、ということで。



 「ハケンの品格」なんてブログあげて浮かれてた奴、出てこーい!!!!!



 たかが市民ランナーなんですが、打ち合わせあたりから、たくさんの方の労力と期待が実感できてしまい。



 なんで、今、腰・尻・腿、不調かなぁ、と悩む。


 

 直前は5日間ランオフ。

 症状はよくなったり、悪くなったりなのと、走ったら走れるんじゃないか、という期待で、キャンセルの決心もつかず。

 今更他の人が行けるわけでもないし。


 2日になっても腰や尻の違和感、痛みが残っている。

 できることはしておこう、と、4日土曜の早朝には出発なので、3日、時間休をとって、以前膝でお世話になったスポーツ整形の先生に診てもらいました。

(さっさといったらよかったのに、とのご意見はごもっともですが、いろいろありまして)



 構造的な故障はなし。

 5日に大会があるので、と伝えると、走らなきゃいいだろって顔をしながら、「じゃ、注射ね」。

 この先生、即決。


 注射が終わって、走れますかねぇ、と誰にともなく呟くと、「こちらのできることは全部やったから」と、先生に言い渡されました。

 先生、潔いのはいいけど、もうちょっと慰めてよ。


 20分ほど、理学療法士さんに触ってもらって終了。



 結果、固まっていた左の梨状筋への注射と、痛み止め・筋肉を緩める薬の服用で、4日の朝には、痛みを感じなくなりました。


 4日、札幌に到着して、コースの下見など案内していただいた後、夕方に5日振りにゆっくりだけど走ってみました。

 

 あぁ、走れる。

 よかった。


 スピードを出すことには不安も残りましたが、そこはもう、やってみるしかありません。



 待遇に恐縮したり、浮かれちゃったり、何を期待されているのか不安になったり、開き直ってみたり、いろんな感情に揉まれながら、スタートラインまで流されてきた感じです。



 でも、派遣してくれた青梅側にも、受け入れてくれた札幌側にも、市民ランナー選手が応えられることなんて、


 この大会を走りたいという気持ちで、

 まじめに走って、

 自分なりの結果を出す

 

 こうしたことですよね。

 


 だから、走れる状態に自分を持ってきて、まじめに走ればそれでよし、だ、と勝手に解釈して、落ち着くことができました。



 スタートラインは恥ずかしかったけど、すてきでした。

(懲りない奴)


 一番前で紹介されて、手を振って応えて。

 カメラマンにポーズをオファーされて撮影してもらって。

 前方には、先導の白バイがスタンバイしていて。

 防寒着を脱いで渡す、はなかったけど、団長が見守ってくれて。

 後ろには何千人のランナーが並んで。



 まぁ、号砲とともに、一瞬で消えたことは、いうまでもございません。

 アットイウマニノミコマレタヨ



 青梅の関係者のみなさま、ほんとはヤバかったのに、黙っていてごめんなさい。




 このブログの結論


 謙虚って大切。


 それから、


 あー、走れてホッとしたー


 こっちかな。