【記事(11月27日)】

・11月22日(月)~11月26日(金)の動きを反映。

 

・まい・いんでっくすの指標の作り方はだいたいこんな感じ。

 1.均等投資・・・基準日の取得価格(価格×数量)が、同額になるように組み込む数量を設定する

 2.時価総額加重・・・基準日の取得価格が、同日の時価総額の割合になるように組み込む数量を設定する

 3.出来高加重・・・基準日の取得価格が、同日の出来高×価格の割合になるように組み込む数量を設定する

 4.傾斜投資(1/2/4)・・・基準日の取得価格(価格×数量)が、売上高・EPSの推移に応じた重み付け(1:2:4)に応じた割合になるように組み込む数量を設定する。

 5.同数投資・・・すべての構成銘柄の組み込む数量を同数とする。

 

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練習用ポートフォリオを作ってて、最終的にはどんな形を目指すのか、それはどんな動きをするのかってことを考えるために自分用の指標を作ってみました。

 

 

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【指標値の推移】

・5つの指標の6月14日(月)~11月26日(金)の24週間の推移です。

 

※※※ 6月14日(月)~11月26日(金)の指標の推移 ※※※

 

~ 今週の動き ~

月日 均等投資 均等投資(11/5) 同数投資 同数投資(11/5) 日経平均
11/26 10,466.1204 10,398.0082 10,563.7113 10,454.6406 28,751.62
11/25 10,637.5122 10,573.7605 10,738.3124 10,625.2248 29,499.28
11/24 10,591.4212 10,532.2662 10,689.2003 10,588.7916 29,302.66
11/22 10,643.4774 10,595.5269 10,751.1174 10,678.4778 29,774.11

 

 

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【まい・いんでっくす】

まい・いんでっくすの指標は、6月12日に作った「均等投資」、「時価総額加重」「出来高加重」の3つに、6月19日に作った「傾斜投資(1/2/4)」と9月12日に作った同数投資を加えた5つです。5つとも指標の構成銘柄数は22銘柄で同じだけど、指標の中でのそれぞれの銘柄の構成数が違っています。構成数の決め方はだいたいこんな感じです。

 1.均等投資・・・基準日の取得価格(価格×数量)が、同額になるように組み込む数量を設定する

 2.時価総額加重・・・基準日の取得価格が、同日の時価総額の割合になるように組み込む数量を設定する

 3.出来高加重・・・基準日の取得価格が、同日の出来高×価格の割合になるように組み込む数量を設定する

 4.傾斜投資(1/2/4)・・・基準日の取得価格(価格×数量)が、売上高・EPSの推移に応じた重み付け(1:2:4)に応じた割合になるように組み込む数量を設定する。

 5.同数投資・・・すべての構成銘柄の組み込む数量を同数とする。

 

※※※ まい・いんでっくす ※※※

1.均等投資

基準日 採用銘柄数 指標値 (6/11) 配当利回り
R3/06/11 22 10000.3954 4.28%

 

1.2.均等投資(11/5)

基準日 採用銘柄数 指標値 (6/11) 配当利回り
R3/11/05 22 10,762.4648 4.21%

 

 

2.時価総額加重

基準日 採用銘柄数 指標値 (6/11) 配当利回り
R3/06/11 22 9998.9308 4.24%

 

3.出来高加重

基準日 採用銘柄数 指標値 (6/11) 配当利回り
R3/06/11 22 10004.0373 4.31%

 

4.傾斜投資(1/2/4)

基準日 採用銘柄数 指標値 (6/11) 配当利回り
R3/06/11 22 9,995.1201 4.12%
 

5.同数投資

基準日 採用銘柄数 指標値 (6/11) 配当利回り
R3/06/11 22 10014.6132 4.20%

 

5.2.同数投資(11/5)

基準日 採用銘柄数 指標値 (6/11) 配当利回り
R3/11/5 22 10,848.7710 4.13%

 

 

※※※ まい・いんでっくす 採用銘柄 ※※※

Ver.2 基準日がR03.11.05のもの(指標値が概ね基準日でのVer1の値になるように構成)

太字下線の4銘柄を新たに追加。削除した4名柄は下欄。

長谷工コーポレーション
<1808>
建設業
大和ハウス
<925>
建設業
積水ハウス
<1928>
建設業
三機工業
<1961>
建設業
サムティ
<3244>
不動産業
SRAホールディングス
<3817>
情報通信
武田薬品工業
<4502>
医薬品
ノエビア
<4928>
化学
エネオス
<5020>
石油石炭
バルカー
<7995>
化学
住友商事
<8053>
卸売業
三菱商事
<8058>
卸売業
兼松エレクトロニクス
<8096>
情報通信
日本瓦斯
<8174>
小売業
三菱UFJ FG
<8306>
銀行業
りそなHD
<8308>
銀行業
三井住友FG
<8316>
銀行業
ジャックス
<8584>
その他金融
三菱HCキャピタル
<8593>
その他金融
MS&AD
<8725>
保険業
日本電信電話
<9432>
情報通信
KDDI
<9433>
情報通信

 

 

(削除した銘柄)

ジェイエイシーリクルートメント
<2124>
サービス業
オリックス
<8591>
その他金融
東京海上ホールディングス
<8766>
保険業
センチュリー21
<8898>
不動産業

 

+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-:-+:-:-+:-

 

Ver.1 基準日がR03.06.11のもの(指標値が概ね10,000円になるように構成)

大和ハウス
<925>
建設業
積水ハウス
<1928>
建設業
三機工業
<1961>
建設業
ジェイエイシーリクルートメント
<2124>
サービス業
サムティ
<3244>
不動産業
SRAホールディングス
<3817>
情報通信
武田薬品工業
<4502>
医薬品
エネオス
<5020>
石油石炭
バルカー
<7995>
化学
住友商事
<8053>
卸売業
三菱商事
<8058>
卸売業
兼松エレクトロニクス
<8096>
情報通信
三菱UFJ FG
<8306>
銀行業
りそなHD
<8308>
銀行業
三井住友FG
<8316>
銀行業
ジャックス
<8584>
その他金融
オリックス
<8591>
その他金融
三菱HCキャピタル
<8593>
その他金融
東京海上ホールディングス
<8766>
保険業
センチュリー21
<8898>
不動産業
日本電信電話
<9432>
情報通信
KDDI
<9433>
情報通信
   



※※※ 各指標の構成数(抜粋) ※※※

コード 銘柄 業種 1.均等投資 2.時価総額加重 3出来高加重 4.傾斜投資(1/2/4)
1925 大和ハウス 建設業 0.138 0.092 0.118 0.098
8053 住友商事 卸売業 0.298 0.516 0.147 0.211
8306 三菱UFJ FG 銀行業 0.744 1.399 3.850 0.528
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

 

 

【まいいんでっくす「傾斜投資(1/2/4)の追加】

 

まい・いんでっくすを作ったときの2018年1月を基準日とした検証で「高配当ポートフォリオは株価全体の下落に弱い」というのは、なんとなく感じていました。ただ、同じ高配当ポートフォリオでも、参考にさせていただいているリベラルアーツ大学のポートフォリオに比べても、まい・いんでっくすの指標たちは動きが悪いのが気になっていました。

 

まい・いんでっくすの指標たちは、リベ大のポートフォリオと同じ22銘柄で構成されている上に、22銘柄中13銘柄が同じなのです。なのに2018年1月基準のグラフを見るとわかるように結構な差がついています。この差はどこから来るんだろうと思って作ったのが、下のグラフです。

 

※※※ 銘柄選定と投資額配分 ※※※

 
青は均等投資、赤はリベ大のポートフォリオで、どっちも基準日は2018年1月です。リベ大のポートフォリオは銘柄毎に投資額を変えているんだけど、それを均等にしたのが黄色の点線です。見て分かるように、だいたい上から順に赤→黄色→青の順に並んでいます。
 
赤と黄色は、構成銘柄は同じだけど、投資額の配分方法が異なる。
黄色と青は、構成銘柄の半分ちかくが異なるけど、投資額の配分方法は同じ。
で、これが赤→黄色→青の順で並んでいるということは・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・つまり、・・・
・・・・・・ちょっと言いづらいけど、
・・・・
・・
今作っている指標は、そもそもの銘柄選定がダメダメってことじゃないでしょうか?

 。・・(≧0≦)・゚・。ウァァァン

 

というと身も蓋もないので、銘柄選定は後日の課題として、「適切な割合で投資額を配分する」って方向で改良をしてみようと思います。
 
既にある「時価総額加重」と「出来高加重」は銘柄は「均等投資」と同じで投資額の配分方法が違っているだけ。だけど、このふたつは、はっきり言って「均等投資」よりも良くはない。つまり、闇雲な配分方法を採用するくらいなら、単純な均等投資の方が、手間がかからない分、マシ。

( ̄^ ̄)えっへん

とはいえ、他に何かないかとたどり着いたのは企業の業績を参考にすることでした。
 
あまり難しくしすぎるのはなんだから使うのは「売上高(収益)」と「EPS」のふたつだけ。使い方も簡単、過去3年間の推移を見て2回連続であがってるなら配分割合を上げようというだけ。具体的には、
 売上高(収益)とEPSのどちらも2回連続であがっている銘柄は「4」。
 売上高(収益)とEPSのどちらかが2回連続であがっている銘柄は「2」
 売上高(収益)とEPSのどちらも2回連続ではあがっていない銘柄は「1」
と重み付けをしてみました。
 
※※※ 銘柄選定と投資額配分 その② ※※※
青が均等投資、赤が新たに作った指標「傾斜投資(1/2/4)」です。傾斜投資が均等投資を僅かに上回りました。傾斜のつけ方にはもう少し工夫がいるかもですが、とりあえずは満足な結果なのです。
というわけで他の指標と同じく、6月11日を基準日として作成したのが、傾斜投資(1/2/4)なのです。ちなみに、名前に「(1/2/4)」ってつけているのは、他にも「(1/3/5)」とか「(2/3/4)」なんかも試してみたからなのです。
 
※※※ 傾斜投資(1/2/4) ※※※
基準日 採用銘柄数 指標値 (6/11) 配当利回り
R3/06/11 22 9,995.1201 4.12%