それでは、前回の続きです。


前回のこちらの記事をご覧になられていない方は、今回のお話がスッと入ってきます。



前回の問いの答えですが、「モチベーションを未来に設定しておく」です。


潜在意識や引き寄せの法則を勉強されている方は、未来日記とか3段階上の自分を目指す


という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。


それと同じ理論です。


しかし、未来から自分を引っ張ってくるとは言われても、よく分からないとか続かないと悩んでいる方もいらっしゃると思います。


私もその時だけは気持ちよくなるけど、続かないことがあったので、お気持ちよくわかります!


ですが、この理屈を知った時、心が軽くなったので、それも含めてお話ししたいと思います。


みなさん、「未来にゴールはない」という言葉を聞いたことがありませんか?


これを現状に当てはめると、「現状にゴールはない」と同じなのです。


つまり、現状にモチベーションを置いても、現状がずっと繰り返されるだけになります。


そのため、未来にモチベーションを置こうという風に言われるのです。


しかし、日本人は目標を達成することにこだわります。


なぜなら、目標は達成しなければならないものだと思っているからです。


だから、目標を達成するという目的を果たすために、今の状態で達成できそうな目標を掲げるんですね。


例えば、定員100人の学科で、入学者が50人だとします。


そこで、今の状態だったら、10人に設定したら何とか達成できそうだなってなりませんか?


結果的に達成できる可能性は高いんですよ。


ただ、これって目標達成できてすごいと思わせて、実は現状維持を続けている状態なのです。


しかし、未来にモチベーションを置く場合、考えられない数値を設定します。


例えば、5000人とかにしておきましょう。


側から見ると、「バカじゃないの?」、「達成できるわけないじゃん」と思うでしょう。


しかし、バカみたいな数字を設定することで、今のままでは達成できないと、コンフォートゾーンから抜け出さないといけないです。


つまり、今までやってきたやり方を変える=前提条件を変えなければならないのです。


例えば、今まではホームページやオープンキャンパス、高校訪問だけだったとしたら、限界がありますよね。


となると、多くの方に広めないといけない。


となると、SNSやネット関連を強化しなければならない。


しかし、体制が整っていない。


じゃあ、体制を整えるためにDX化して、たけさん集めるだけではなく、


そこから顧客情報を分析して、それに合わせたアプローチも考えないといけない。


という風になると思います。


前提条件を変えて行動した結果、50人だった入学者が200人になることだってあります。


これって目標を見ると、達成できていないように思えますよね。


しかし、10人増やして60人になるより、定員の100人を超えた方が価値があると思いませんか?


ここで大切なのは、成長率なのです。


目標を達成できたかどうかではなく、どれだけ成長したかが肝となるのです。


それに、成長率はいくらでも応用が効きます。


目標達成は、ご飯食べたら何も残らないよねみたいな状態ですが、


成長率というのは、どんな目的で何をしてきたのか、そのためにどんな工夫や取り組みをしたのかなのです。


目標達成にこだわりすぎるから、結局同じ問題を繰り返すし、


現状維持が続いて何か問題が起こった時に、何とかしなきゃって焦るんですよね。


というお話を聞いて、これは伝えなきゃーと思って、早急に書きました笑


私も目標を持つことは怖いと思っていましたが、その原因はやはり達成しないといけないという思い込みからきていました。


しかし、目標を達成することより、成長率に目を向ければ、今後の人生にも生きてくると思ったので、


これからはバカみたいな数字を立てて、前提条件を変えて、行動していきます。


それでは、今日はこの辺で!