「士気を上げろ」とか「意識向上」という言葉を、よく耳にしたのではないでしょうか?
この結果になっているのは、意識が足りないから、熱意が足りないからみたいに。
しかし、「モチベーションが低いから、こんな結果になったんだ」とか
「みんなの意識が低いから、ダラダラしているんだ」は、実は間違いなのです。
この記事を読めば、「こんな風に言われてたから、自分の意識が足りないのかな」と落ち込む必要はありません。
そのカラクリと対策を解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
まず、モチベーションとは何でしょうか?
モチベーションとは、人が目標や対象・方向に向かって行動を起こす、
それを維持するための原動力・動機・やる気となるような目的やきっかけを意味する表現です。
言葉ではイメージしづらい方は、心から湧き出る炎みたいな風に捉えてもいいかもしれません。
つまり、心から湧き出るということは、起こすものではなく、勝手に生まれるものなのです。
心から求めるものって、自分から頭で意識して起こしているわけではなく、身体が勝手に動く状態のことを表します。
例えば、ダンスが好きなら、ダンスをやろうと言われなくても、勝手に踊っていたり、身体が動くような状態です。
この時って、誰かから何か言われなくても、勝手に動いてしまうんですよね。
まとめると、誰かから何か言われなくても、勝手に火がつく状態です。
次に、どんな時にそれが働くのかというと、コンフォートゾーンからズレた時に発揮します。
コンフォートゾーンというのは、自分にとって安全・安心できる領域を指します。
例えば、一人暮らしで月収20万円の人が、月に1.2回程度、
1000円ぐらいの外食に行くことに対して、心がざわつく方はそんなに多くないと思います。
しかし、同じこと立場で月の食費を超えるコース料理に行くとなると、少なからず不安や恐怖を感じませんか?
ここで何とかしようと、どこか削らなきゃ・抑えなきゃとなりますよね。
ここで働いている状態が、モチベーションなのです。
では、なぜこの作用が働くと思いますか?
それは、自分にとって安全・安心な領域に戻したいからです。
この場合だと、予算オーバーしているのに、いつもと同じような予算で組んでいたら、赤字になりますよね。
赤字になると、生活が危うくなる可能性があり、交通費が払えなかったり、まともに食事が取れなくなるかもしれません。
そうなると嫌じゃないですか。
だから、その状態にならないように、安全・安心できる領域にいれるように、必死に戻そうとするのです。
まとめると、コンフォートゾーンというのは、自分にとって慣れ親しんでいる状態を表し、
それを超えると危険だと察知するため、その時にモチベーションが働き、元の状態に戻そうとする。
ここまで、モチベーションのカラクリについて、知れたと思います。
こんなカラクリがあるとはいえども、今の状態では良くないと思われている方も多いと思います。
そこで、今の状態が続かないために、とっておきの秘策をご紹介しますね。
と言いたいところですが、これ以上書くと制限がかかるので、次回の投稿でお伝えしますね!
それでは、今日はこの辺で!