最近の新潟は、蒸し暑い日が続いていますが、週末をいかがお過ごしですか?

先日も『エルシーブイFM769 諏訪21万人ラジオ』という、長野県諏訪地域限定のコミュニティー放送、「アダムソン直生の新潟だより」のコーナーに、リクエスト曲と共に紹介させていただきましたよ。 ポスト

今回のテーマは、『世界のティームティーチング!』です。お手紙は、パーソナリティーのさっちゃんこと、平河祥代さんに宛てて書きました。さて、どんなお話と曲が出てくるでしょうか。どうぞ、楽しみに読んで下さいね。手紙

☆ 世界のティームティーチング! ☆


さっちゃん、それから『トワイライト交差点』をお聞きの皆さま、こんばんは。新潟では、毎日暑い日が続いていて、朝からクーラーのスイッチを入れていますが、諏訪の方はいかがですか?

さて、先週は仕事と勉強の関係について、話題に取り上げましたね。本

実は、諏訪圏内にお住まいで、毎週私の新潟だよりを聴いて下さっている方から、「ナオさんは博士論文を書いているそうですが、何について研究しているのですか?」というご質問をいただきました。

そこで、今日はそのことについて、少しお話したいと思います。私はイギリスに留学する前、20代の頃に長野県内の中学校で、8年ほど英語師として働きました。学校

その当時、Japan Exchange Teaching Program 略して「JET プログラム」という、国家プロジェクトがスタートしました。

そして、日本全国の中学・高校の英語の授業に、Assistant Language Teacher (ALT)という、イギリスやアメリカなど英語圏の国々から招かれた若者と一緒に、ティームティーチングする教授法が導入されました。え゛!

学生時代、英語の勉強が大好きだった私ではありますが、このティームティーチングには苦労しました。

どのような点が大変だったかというと、授業のプランを英語で書いたり、授業についてALTの先生と打ち合わせをするなど、英語を実際に使って仕事をしなければならないという点でした。ムンクの叫び

私の博士課程の研究テーマは、このティームティーチングにおける日本人の英語教師と、ALTとの役割分担についてです。

もしかしたら、将来博士論文を書きたいという方が、視聴者の中にいらっしゃるかも知れませんので、私からそのことについてもアドバイスさせて下さいね。メガネ

研究テーマは、ぜひご自分が実際に仕事として携わっていることを選ぶようにして下さい。現場を知っているということが、とても大きな強みになるからです。

また、あなたの研究が日本以外の国にも、どのように役立つかを考えてみたらどうでしょう。グッド!

世界に貢献することについて、最初に気付かせてくれたのは、私がイギリスのエセックス大学で、修士論文を書いていた時のことでした。

指導教官の先生から、「ティームティーチングって、日本以外の国でも広く行われていますよ。あなたの研究は、外国の教育界にどんな形で貢献できますか」と、訊かれました。ガーン

私はその時、日本の中学におけるティームティーチングを、良くするためにはどうしたらいいかと考えていましたが、外国のことまでは頭が回りませんでした。

しかし、最近英語で論文を発表するようになってから、アメリカやキプロスなど、海外の研究者から問い合わせやアドバイスを求められるようになり、私自身その反響に驚いています。目

今日のリクエスト曲は、映画 【ニュー・シネマ・パラダイス】 より、『愛のテーマ』をお願いします。勉強の究極の目的は、自己満足ではなく、人の役に立つという博愛の精神なのかも知れませんね。

それでは、ユーチューブより、ピアノ演奏による『愛のテーマ』をお聴き下さい。音譜




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