毎週木曜日のブログでは、『エルシーブイFM769 諏訪21万人ラジオ』という、長野県諏訪地域限定のコミュニティー放送に私が書いている、「アダムソン直生の新潟だより」を、リクエストの曲と共に紹介させていただいています。
今回のテーマは、『ジャズを聴きに行きました!』です。お手紙は、パーソナリティーのさっちゃんこと、平河祥代さんに宛てて書きました。さて、どんなお話と曲が出てくるでしょうか。どうぞ、楽しみに読んで下さいね。![]()
☆ ジャズを聴きに行きました! ☆
さっちゃん、それから『トワイライト交差点』をお聞きの皆さま、こんばんは。
新潟では、日本海沿いの地域らしく、このところ雪や雨の日が続いていますが、先週はとてもおもしろいイベントがあったんですよ。![]()
さっちゃんは、1月22日って何の日かご存知ですか?この日は、なんと「ジャズの日」なんですって。
実をいうと、私は今までまったく知らなかったのですが、同じ大学で働く同僚から、23日に新潟でジャズのイベントがあると聞いて、インターネットで調べてみて知ったというしだいです。![]()
なぜ、1月22日がジャズの日かというと、1月は英語でJanuary ですが、頭のJa がJazz の "ja" と同じということと、22日の22が jazz の "zz" に形が似ているという理由だからだそうです。
そこで、毎年1月22日に近い土曜日に、【新潟ジャズストリート】というイベントを開催しているそうです。
でも、どうして新潟でジャズなんでしょうか?それは、新潟が海に面していて、港もあり、昔から海外との貿易も盛んで、外国の文化を積極的に取り入れて来た歴史に関係しています。
そのため、ジャズが外国文化のシンボルと考えられているそうです。今年で15回目を迎えるこのイベントには、ジャズとゆかりの深い新潟で、約30のレストランや喫茶店、バーなどのお店が協力して、ジャズバンドの演奏が聴けるというものです。![]()
なんと、1,000円のチケットを購入すれば、提携しているどのお店に入ってもいいのです。
ダーリンと私は、こうした会場の1つである、『ジョイアミーア』というレストランへ行きましたよ。![]()
そこでは、黒いシャツにズボン、それからワインレッドの前掛けを腰に巻いたイケメンの若いウェイターさんたちが、100人、200人という並みいるお客さんたちを相手に忙しそうに、注文を取ったり、ドリンクを用意したりしていました。
ダーリンはビールを頼み、車を運転していた私はコーヒーを飲みながら、ジャズのセッションを聴きました。![]()
このお店で演奏していたバンドは、『リバーサイドジャズバンド』というアマチュアバンドで、メンバーはお医者さんなど地元で働く方々で構成されています。
素人の私たちも聞いたことのある、ジャズのスタンダードナンバーをひと通り演奏してくれましたが、中でも印象に残った曲は、「Pine Top’s Boogi」(パイントップスブギ)です。![]()
今日のリクエストは、当日東京からわざわざ雪の中、助っ人としていらして下さったピアニストの方に感謝を示す意味で演奏された、この「パイントップスブギ」をお願いします。
「パイン」というのは松の木を指していますが、ピアノに松材が使われていたということで、「パイントップ」とはピアノの弦の上にのせた蓋のことをいいます。
そのような訳で、「パイントップスブギ」とは「ピアノ弾きのブギ」という意味なのだそうです。それでは、「パイントップスブギ」を、ユーチューブよりお聴き下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=Ku-gfv8oWdY
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