今日は
リュウセイの土曜参観日。
同じ町に住んでる
タンザニア出身のアフリカンの
フィディアさんが
人権・差別について
講演をしてくれました。
ソーテ・サワサワ
スワヒリ語で
みんな同じ。
みんな一緒。
という意味。
国や
肌の色や
みんな一人一人違くても
みんな同じ人間。
みんな一緒。
彼女は
日本の方と結婚し
タンザニアから日本へやってきて
今まで色んな経験をした。
日本でもまだ黒人への差別というのは
消えてはいないんだなと
話を聞きながら痛感した。
自分の体験や
アフリカンソウルを
熱く子供達に語りかけた。
リュウセイのクラスの女の子は
フィディアの話を聞きながら
泣いてた。
そしたらね
隣にいたしおりちゃんが
そっとハンカチを渡して
背中を抱き寄せて
そんな暖かい子供を
後ろから眺めながら
この子達の心の暖かさに
あたしの心も
ポッと照らされた。
日本って国は
物で沢山溢れていて
何不自由なく
毎日を過ごせるけれど
心の部分や
他人への思いやりや
助け合い
分け合い
一番大切なものが
どうして見えないんだろう。
今日本当にこの話を聞けて
幸せでした。
フィディアは故郷のタンザニアの孤児80名を
フィディアのお母さんの自宅を提供し、立派に育て
自立できるように支援を続けています。
日本ではなかなか考えられないけれど
病気やエイズで親を失った子供達が沢山いるのが
アフリカの現実。
最後に話をしてくれた
フィディアの夢。
沢山いる孤児達が
安心して暮らせる
子供達の小さな村を作る事。
その為に彼女はNPO法人を立ち上げて一生懸命進んでいます。
サンクゼールで働いている彼女が作った
チャリティー・フィディアジャムを今日買いました。

タンザニアの子供が1日普通に生活するのにかかるお金が100円。
このジャムを一つ買うと200円がタンザニアの子供への募金になる。
このジャム一つ買っても
一人の子供の2日分。
でも一人の子供の2日分。
東北もそうだけど
寄付のあり方を
考えてしまう。
チャイルド・スポンサーになろうか
今真剣に考えてる。
世界中の子供達が
皆同じように
平等に生きられるように
そんな日が来るには
どうしたらいいのかな。。