バゲット（フランスパン）の話

最近、近所のスーパーでアルジェリア人のクラスメイトに
ばったり会いました。1年半ぶりです。

お互いレジに並ぼうというところで、
1度は通り過ぎたところを、相手が再度私を見たので、
私もはっとして気が付きました（笑）

当時、職安の斡旋で無料で通える語学学校で、
よく私の隣に座ってたアルジェリア人（白人）。

出産して４ヶ月だった私ですが、
先輩ママとして色々おしえてくれました。

共感できたことは、子どもは母乳で育てるという考え方。
（フランス人女性は断然ミルク派が多い）

彼女が言ってたように、母乳で育てたからか、息子は病気になりにくいようで
唯一、日本へ1時帰国した時、胃腸炎のピークだった頃に1度かかったのみ。

あとは心配するようなことは1度もありませんでした




そうそう、話が逸れてしまうんですが、
彼女はスーパーでバゲット（フランスパン）を５本くらい抱えてました

こちらで、こういう光景をよく見ます

そんなにパンを食べるのか？！と驚いたのですが、
どうやらこれは移民系で貧しいけど家族が多い人が
安く食費を抑えるためにやるんだとか。
（食後に食べ足りないとパンを食べるフランス人はいるし、
パン屋さんの近くに住んでない人なら翌日の分まで買い置きして冷凍とか。）

確かに、スーパーでバゲットを買うと40サンチム（54円くらい）と安い。
パン屋さんでパン職人が作ったバゲットは85サンチム（115円くらい）

でも、確実にパン屋さんで買うバゲットが美味しいです。





フランスでブランジェリー（パン屋）という名を出して店を出す時は
必ずその店でバゲットを作るという決まりがあるんだとか。

以前からデザートも綺麗で美味しいと思った店の店名が
実はどこにもブランジェリー（パン屋）と書かれていなく、
しかも、チェーン店だったと気が付きました（苦笑）

ウソはついてないんですよね。
でも、見た目はパン屋さんっぽくて、、、
まぁ美味しいから、工場で作られてるのは承知で買いますけど。

我が家は買う時に、焼き過ぎてない（柔らかい）のを買います。
「パ、トロ、キュイット、シルヴプレ」で通じます（笑）

テレビで見たんですが、柔らかいバゲットが1番売れるらしい。
でも、パン職人からすると、しっかり焼いたやつの方が
美味しいからオススメなんだそうですよ

うちの近所のパン屋は昼前に行くと焼きたてが出て来て、
まだパンの温かさを感じることが出来ます。

この出来立ての美味しさは、
フランスに住んでよかったなと思ってしまうくらい、
幸せを感じる時であります（笑）
、、、って日本でも焼きたては美味しいか

な～んて書いてたら、
出来立てを食べたくなってきちゃったなぁ、、、