トルコのイスラム教の移民(両親が移民で、子どもがフランス国籍)が
多い団地に住んでいるのですが、昨日は何度かドアベルが鳴り、
ドアを開けてみると、小学生低中学年くらいの子どもが
何か言ってたのですが、フランス語を話せない子だったせいで
何が何だかわからず、、、仕方なくドアを閉めました。

そして、次に来た子どもたちはフランス語を話しました。
どうやら彼らはキャンディーを欲しかったようです。
イスラム教のラマダン断食)の関係?でパーティでもやるのかな?

ちょうど片付けをしてたので、捨てるより誰かもらってくれて良かったわ~
という感じでどっさり袋に入ったチュッパチャップスをあげました。
(つわりが酷かった頃に沢山買ったのがまだ沢山残ってたw)

次にまた他のこどもがやってきました。
もう残りわずかだったのですが、もう私たちは誰も食べずいらないので
6個くらいあげたら年上のお兄ちゃんらしい子が
1つにしなさい、他の子がもらえなくなるだろ」と注意しました。

思わず「ほぉーなるほど(ノ゚ο゚)ノ」と思ってしまいました。
早く来た人が全部もらっては、他の子にまわらなくなる、、、
確かにそうですよね。


我が家は私も夫も無宗教なのですが、
フランスに住んでいるとイスラム教の話は切っても切れません。

移民が多いアパートに住んでいるのですが、
普通にイスラム教の方々が沢山います。

フランスに住んでラマダン断食)について知りました。
特に夏の間の断食は大変らしいですよ。

妊婦さんと子ども赤ちゃんは例外だというのは知ってたのですが
ネットで見てみると思春期以前の子どもはしなくて良いことになってるそうです。

ざっくりとイスラム教の断食「ラマダン」について
見やすく書いてあるサイトがありました。(興味ある方はこちら☆






宗教のことはさっぱりですので私には色々語る資格はありませんが、
こちらで以前、ノエル(クリスマス)を学校行事でする時に
イスラム教の親たちが「クリスマス会をやるな」と反対して、
それを受け入れてしまった小学校教諭がニュースで問題になってました、、、
(フランスはカトリックの国なので)

あと、学校の食堂にはイスラムの子ども用のメニューがあるそうです。
と言ってもチキンの献立なんだそうですが、
フランス人のイスラムでない子どもがチキンを食べたいな
と思ってもそのメニューは選べないそうです。

それに対して、フランス人の間では色んな意見があるそうですね。
カトリックの国であるはずなのに何で彼らだけそんな待遇があるのかと。

こういう話題はデリケートですし、差別になり兼ねないので
難しい話だと感じます。

数年前、移民の義務で通う語学学校のクラスメイトの1人が
モロッコ人のイスラム教の女性でしたが
休み時間に何の話をしてたか忘れましたが
カバンからさっと取り出した聖書にチュっとしたのが印象的でした。




フランスにいると、ホントいろんな人がいます。

私が小学生の頃にある宗教に入ってた人がいましたが
やっぱり変わり者のような扱いになってましたね。
そういう意味ではフランスの方がまだ自由なのかな。

こういう一面を見て感じられるのも
良くも悪くもフランス暮らしをして
他の世界が見れて良かったなと思ったり。

日本はやっぱり純日本人が多いし
それがいいか悪いかはわからないんですが、
少なくとも犯罪が少なかったり治安が良かったりと
良い例としてあるテレビで挙げてたようです。

日本にいるとインターナショナルとか
グローバルだとかいう横文字を目にすることが多かったのですが、

本当の意味でインターナショナルになるには
まだまだ難しそうだなって思ったりします。




話がだいぶ逸れてきたのでこの辺で。

ひとまず、突然、子どもたちが我が家にキャンディーをもらいに来て
何が何だかさっぱりわからなかったのでビックリでした(笑)