フランスで出産。
そしてフランスと言ったら皆さんもご存知かもしれませんが「キネ(kiné)
出産で緩んだ膣を修復するトレーニング。
後々起こりうる尿漏れとかを防ぐ(らしい?)

そんなわけで産科の1ヶ月検診の時にもらった処方箋を持ってキネへ。(無料
ありがたいことに偶然にも家の目の前(笑)


*1F、2Fとも全てが個室になっていて、誰か住んでる気配がない。
色んなトレーニングがあり、何も出産後だけではなく
骨折などした時、歩けるようになる為とか
そういうトレーニングを指導する先生も他にもいる。


最近はフランス語を話す機会を敢えて作るようにと
できるだけ1人で行くようにしているので今回も1人で行きました。

何されるのかしらー?とドキドキしながら行ったんですが
もう妊娠から出産まで経験するとコワイもんなし?






まず案内された個室はこんな具合。



*トレーニングの前は産科同様に台の上にはペーパーが敷かれている。
そしてパンツ等全て脱ぎ台にあがるのだが
産科と違う点は写真左上にあるようにブランケットが用意されてること(笑)

まず問診。出産したのはいつか?赤ちゃんは何キロで生まれたか?
妊娠中、何キロ増えたか?尿漏れはあるか?痛みはあるか?
1日あたりの尿の回数、便秘かどうか等々。

そして絵を描いてどこをトレーニングするかを説明してくれ、
その後、診察台にあがってキネの先生(女性)に従って
言われたところの膣の筋肉を意識的に使う、という具合。
(私なりの表現ですがイメージするなら口をすぼます感じを膣でやる感じ?

わからない語彙も確かにあったけど、妊娠から両親学級や出産を通して
聞いたことある語彙も多かったりして
感覚的に理解できるもんだ、と改めて実感。

そして次回までに今日やったエクササイズを1日10回程度やってください、と。
(そんなにやるのー?!フランス人女はそんな真面目に取り組むか疑問だけど

最後に処方箋を1枚もらい、処方箋を持ってファーマシー(薬局)へ。

実は処方箋を持って1人で薬局に行くのはなんです
今までフランス語に自信がなく勇気もなかったんで
どんだけ夫に頼って生活し続けた2年間だったんだろう(苦笑)

結局、薬局になくお取り寄せみたいになり、翌日受け取りに行き、
トレーニングで使うものをもらいました。
お金がかかるのか聞いたら無料で、全て保険でカバーされるらしい。




キネには週2で通っていて、全10回中の4回終了。

今日本では政府の少子化対策で女性手帳がうんぬんとか、
妊娠適齢期を知らないとか、こどもの数の減少とか、、、
晩婚化で出産が遅くなるとか、、、

フランスは出産費用無料
こうした出産後のケアーも無料

だから出生率が高いというのは納得だなぁ

私たちのようにお金のないカップルでも
フランスにいれば子どもを授かって生活していけるから
ありがたい社会保障システムだなぁと感じます。