旅行記、ぷちぷち途切れていてごめんなさい
整理が間に合わず・・・
今日は、ミコノスタウン到着初日についてです
まずはタウンから離れたホテル近くの小道を抜けて
街中へ
向こうに見える風車も徒歩圏です
丘になっている方角と海になっている方角さえ
わかれば、好き勝手に歩いても迷子になりません
楽しいっ
シエスタの時間だからか、人もそんなにいないので
お散歩しやすいんです
可愛らしい陶器のお店
素敵な看板のお店
街中やリトル・ヴェニスなど、あちこち写真を撮って
いると、たまに地元のおじさんらしき方達が「あの
教会素敵だよ」とか「あそこには行ってみたか」なんて
話しかけてくれます
お花も元気~
お散歩の休憩がてら、港近くのタヴェルナ(食堂)の
テラスでランチをとっていたら「コンニチワ」って
日本語で話しかけてくるおじさんが
ギリシャでは日本人が珍しいのか、度々ナンパに
あっていたので、ちょっと警戒していたら
「ムラカミハルキ、シッテル?」
「うん(ファンの方かしら)」
「トオイタイコ」
「あ、今もってます」
「ワタシ、トマスデス」
「?」
「トマス・バー ノ トマスデス」
「ほんと?」
「センキョ ノ トキ、ティーカップ 二 ブランデー」
なんと、ちょうどこのとき読んでいた村上春樹さんの
ギリシア滞在記「遠い太鼓」のミコノス島エピソードで
出てくるバーの主人、トマスさんなのでした
会話の最後の件は、飲食店でお酒を出せない選挙時に、
トマスさんのお店では紅茶といってティーカップで
ブランデーを提供していた、というエピソード
トマスさん、いつのまにかテーブルを挟んで向かいの
席に腰掛けてるし
今は日本語を独学で勉強してるけど、なかなか実際に
使う機会がないから嬉しくて話しかけたとのこと
もう件のお店はたたんでタイに住んでいるのだけど、
用事でたまたまミコノスへ来ていたそうで、色々と
面白い話を聞かせていただきました
しかもほとんど日本語
でも聞き取りはできないらしくて、トマスさんは日本語
時々英語、私は英語時々ドイツ語、っていう不思議な
会話が続きました
タウン内は結構お散歩した、と話すと、じゃぁ、
ここよりもきれいな海を見せてあげるよ、とのこと
この人はナンパおじさんじゃなさそう、ということで
連れてきていただきました、パラダイスビーチ
ほんと、きれいですっ
タウンからはバスでないと来られない場所なので、
ミドルシーズンの今は人も少なく、静か
ヌーディストビーチとも言われていますが、
みなさんちゃんと水着やお洋服を着ているので、
ちょっと安心
ちなみに泳ぐことはせず、隣接する食堂で軽く
食事をしました
で、またミコノスタウンへ戻って、ばいばい
ビーチからの帰り道の素敵な景色
ギリシャの町にはあちこち小さな教会が建っています
ちなみにトマス・バーのあった場所は今はギリシャ
新聞のお店になっています
ミドル・シーズンとはいえ、商店はopenしているところも
多かったです
お行儀よく並ぶ階段たち
翌日は世界遺産の島、デロス島へ行きたかったので
港で翌日の船の時間を確認し、お夕飯探し
たくさん食べたので、ギロ・ピタをテイクアウト
大きなお肉の塊をくるくるあぶって、外側から
削いでいったものを、トマトやポテト、ザジキなどと
一緒にくるくる巻いた2-3ユーロくらいのファーストフードで、
かなりお腹いっぱいになります
この島では、それぞれ別のお店で2回ほど食べる
機会があったのですが、どちらのお店も、なぜか
厨房へ迎え入れてくれて、ケバブにナイフをあてている
写真を撮ってくれます
この日のお店の店員さんはナンパお兄ちゃんだった
ので、なぜかその画を「うん、セクシーに撮れたよ」
とか言ってました・・・セクシー基準が分かりませんが
褒められてもお誘いにはのりませんってことで
ホテルのお部屋で夕陽を眺めつつ早めのお夕飯
TVを見たり(フランス語やドイツ語の番組も入って
いました)日記を書いたりして、翌日のデロス島散策に
備え早めに就寝おやすみなさ~い