総合病院での検査当日。


暑い日で、私は家から2キロちょっとの病院まで、何を思ったか歩いて行くことにした。


本館を通り抜け、渡り廊下を渡って、天井の高い綺麗な棟の一番下の奥に、乳腺科はあった。


患者さんは3人くらい。


受付を済ませて、診察室の前で待つ。


名前を呼ばれて中に入ると、女性の先生がいらっしゃった。


「とにかく、超音波検査をしてみましょう」と落ち着いた口調の先生。


「お願いします!」

即座に服を脱ごうとしたら

看護師さん2名から「このカーテンの中で脱いで下さいね」と、カーテンの中に入れられた。


カーテンなんか不要だぜい!

とにかくすぐに見てくれぃ!


という気分だったけど、一応カーテンの中で脱いだ。


診察台に横になり、両胸を検査。


「左胸は異常なさそうですが、右胸のこのしこりですね。」と、カチカチ画像を撮る。


検査が終わり、服を着て先生と向き合い、撮った画像を一緒に見る。


「右胸の乳首の下あたりに、9ミリほどのしこりあがあります。このように形はモコモコしていて、しっかり血流が認められますね。生検検査は今日は出来ないので、1週間後にまた来てください。」

と伝えられる。




先生「私がいるのは水曜日だけなので、〇月〇日の〇時はどうですか?」


私「大丈夫です。よろしくお願いします」


と、生検検査の予約をして病院を出る。


夫を1人残して死ぬのか、親よりも先に死ぬのか、

申し訳ない、会社には何て言おう、仕事は続けられるかな、そんな気持ちで2週間を過ごす。


 

人間ドックの1ヶ月後、海外旅行に行った。


帰国して自宅に戻ると、ポストに人間ドックの結果が届いている。


大丈夫、大丈夫、と思いながら開封すると、表紙に大きく「FF 要精密検査」の文字。

その下に「両乳房に異常を認めます。精密検査を受けてください」といったようなことが書かれていた。

え、えぇぇ、右胸も!?!?


頭が真っ白になって、詳細を見てみると

左胸  腋窩リンパ腫脹

右胸  腫瘤あり


えーーーーーーゲッソリ


咄嗟に「右胸のしこりが左リンパに転移している?=末期がん?」と頭をよぎる。


「やばい、なんか両胸異常ありってなってる」

と夫に言う。


おっ「すぐ検査行って!いま予約して!」

と言われ、人間ドックを受けた病院に電話。


その日は専門の先生がいないとのことで、3日後なら検査ができると。


それまで正気で待てる気もせず、別の病院に電話をして、その日のうちに再検査に行った。


保険証の画像を事前に病院に送る必要があって、スマホで撮影をしようとしたのだけれど、手が震えて上手く撮れない。

手が震えるって、ほんとうにあるんだなぁと思った。


表面上は正気を装い、病院に向かう。


家から電車で20分ほどの、タワーマンション内にある乳腺クリニック。


そこでは3Dマンモグラフィと、超音波検査を受けた。


先生「うーん、左胸は特に異常ありませんねぇ。右胸は、しこりが確かにあります。考えられるのは初期のがんか、別の良性のしこりですが、生検検査で組織をとって調べないと両悪の判断ができません。

ここの病院では生検検査はできないので、大きな病院に紹介状を書きますね。お住まいはどちらですか?

そこでしたら〇〇総合病院はどうですか?」


私「お願いします、、、!」



総合病院は1週間後に予約が取れた。





毎年恒例の人間ドック。


引越したので、今年は新しい病院にしてみた。


会社補助の対象外でも毎年受けている乳腺超音波検査で、少し、いやかなり気になることがあった滝汗


数年前から左胸に痛みがあり(でもしこりはない)、その事を毎年先生に伝えて検査してもらうも、特に異常はなく。


最近は脇も痛く、腕まで痺れるように。


そんな状態で受けた超音波検査。


やたら左胸を行き来するじゃん滝汗

止めてはカチカチ、また移動させて止めてはカチカチ、左胸の外側の画像を撮っている。

無言で。。


え、何か気になる点あります?と聞きたくても怖くて聞けず。


しばらくして検査が終わり、「はい、では次は聴力ですね、出て左へ行ってください」と、外に出される。


嫌な予感を抱きながら残りの検査をしていく。


全ての検査が終わって、最後に健診表を受付に出すのだが、受付の人から「乳腺超音波検査って受けましたか?」と聞かれた。


「はい、、」と答えると


「完了スタンプ押し忘れていますね、大丈夫です。お会計は~」とお会計。


先生、スタンプ押し忘れるって何よ滝汗

何かに気を取られてたの?怖いじゃん、、、


結果は1ヶ月後に郵送されるとのこと。