前にスクリーニング検査で陽性が出たのは、
子宮外妊娠
のとき。
約一年半前です。
外妊の宣告をうけたとき、
血液検査でひっかかりました。
今までC型肝炎て言われたことある?
うーん、まぁ数字が低いから多分違うと思うんだけど…
万が一そうだったら、そっちの治療もしていく必要がありますからねー!
と担当医から次々と言われ、
子宮外妊娠で卵管をとるということだけで大ショックなのに、
何?C型肝炎なの?
何?わたし病気なの?
とパニックでした。
もう訳がわかりませんでした。
そして入院中、何度も血液検査しました。
今にして思えば、
たまたま大きな大学病院にいたので、この間に精密検査ができたのはラッキーだったなと思います。
外妊の術後で、血中HCGの経過をみるためのものがほとんどだったんだと思いますが、
しょっちゅう血を抜かれてました。
でも、
これまで
刺青だっていれたことないし、
ピアッサー回して使ったりとかしてない…
まさか昔、歯科助手してたときに患者さんの針が間違えて刺さったとか…?
いくら考えても感染経路も浮かばないし、
なんで病気になってしまったのか…とにかく自分を責めました。
毎晩毎晩泣いてました。
絶望感半端なかったんです。
(さらに、このとき初めて自然妊娠は難しいって宣告も受けてたので…)
けれど、
退院して少したって、
外妊のフォロー検診のときに、精密検査の結果が出て、
偽陽性だったということがわかりました。
それまで偽陽性なんて言葉も全く知らずに生きて来ましたが、
感染症のスクリーニング検査は(一般的に受けるもの)とても好感度で、
実際に感染していなくても、少しでも怪しい人は全部陽性にしてしまうのだそう。
なので、
偽陽性の人っていうのは多くはないけれど、
必ず一定数出るんだけど
だけど、
偽陽性はあっても偽陰性というのはほぼないんだそうです
最初にうける厳しいスクリーニング検査は言わずもがなですが、
それより詳しい精密検査でももちろんのこと、
陰性って出れば、
安心なのだそうで。
それをきいて本当に安心しました。
今まで通りの生活ができるんだ…!
子供つくってもいいんだ…!
本当に疑惑から解放されたんだという、
開放感と希望で満ち溢れていました。
実際、その半年後(今から一年前)に、
今のクリニックに通いはじめた際にも
感染症の検査しましたが、
陰性。
心から安心して、不妊治療をはじめて
C型肝炎のことも感染症への不安も
もうとっくに消え去っていました。
なのに…
なのに
今になって…
なんで
なんで?
なんで???
お会計を待つ間ずっと泣きそうでした。
検査するたびにいつもなんかひっかかるのはなんで?
やっと立ち直って次のステップに行こうとしてたのになんで?
私の体はポンコツなの?
なんだか自分が情けなくて惨めで、
発狂しそうでした。
ピロリ菌の除菌が終わったばっかりなのに…
妊娠どころか不妊治療すらなかなかできない。
また違う病院に行かなきゃいけない。
スタートラインに立つことさえできないわたしはまるで…
やっぱり…
ミッチー…。
ミッチー
とにかく明日
精密検査に行ってきます。