昨日、母は定刻より約10分遅れではあったけど祖父が待つ鹿児島に無事着いた。
その夜、母から電話があった。
母によれば晩御飯の準備をする際、高齢でもある為、煮物の食材も細かく切った方がいいのか祖父に尋ねると細かくする必要も全くなく、ご飯も茶碗山盛りで食べるくらいで元気との事。
その後祖父と久しぶりに話したら、祖父がこう言った。
「契約をしたんじゃ。」
一瞬、なんの契約⁇と思い、問いただすと
いつもお世話になっている主治医の間で
「100歳まで生きる契約をした」
との事。
なんでも、毎週水曜に通っているデイサービスの介護士さん達からもよく長生きの秘訣を聞かれるそう。
祖父からしたら自分でも分からないのに聞いてくるとの事。
ただ祖父が言うには、生きる為にすべき事を自分の出来る範囲でする事らしい。
祖父は私の事もある程度知ってくれている為今も月1で診察とカウンセリングに通っている事や薬を毎日飲んでいる事を話したら、
「薬が合っているなら、それで良い。誰だって何かしら薬を飲む事はあるのだから。毎日飲まなければならなくても飲む事で日々の生活を送れるのなら、それでいい。」
と言われた。
薬を飲んでいなければ普通の生活を送る事が出来ないとどこかネガティヴに捉えていた自分にとって祖父からの言葉でなんだか救われた気がした。