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試合から1ヶ月経ってしまいましたが、やっと4月14日に開催された、FIGHTING BEAT BOXING & Dangan 210 のアップが完了しました。
ボクシングの試合会場に選ばれるのは、その街の公民館や公営の体育館であったり、イベント会場であったり、時にはホテルの大広間であったりします。
その場所によって、当然照明の種類や設備の新旧が違い、水銀灯をメインに使用しているか、蛍光灯をメインにしているかで色温度(写真の色調)が赤みがかったり青みがかったりしますし、明るさの違いで、シャッタースピードをどこまで速くできるか、絞りをどこまで絞り込めるかなど、大きく影響してくるのです。
さらにはその撮影場所。
リングサイドなら焦点距離の短い明るいレンズが使えるのですが、二階からなど離れた場所からでは、高価な明るい望遠レンズを持っていない限り、速いシャッタースピードは使えません。
エディオンアリーナ大阪の地下にある第二競技場には、バルコニーと呼ばれる部分があるのですが、私の持っているレンズでここから撮ると、「いかに明るく撮るか」「いかに鮮明に撮るか」「いかに瞬間を止めるか」、この3つの条件をどのようなバランスでまとめるかで、いつも大変苦慮します。
今回は、被写界深度を深くとって、前後のピントの合う範囲を広く確保しながらも、超高感度で像が荒れることを嫌った結果、シャッタースピードをかなり遅くしてみました。
結果は… 1/500秒ではやっぱりキツイですね(^^;)
パンチを止めきることはできませんでした。
エディオンのバルコニーからの撮影は、まだまだ課題山積です。


