今まで1度も拝見したことがない能「羅生門」
昨日初めて拝見しました
話は土蜘蛛や大江山で有名な源頼光と頼光の四天王の貞光 季武 綱(ワキ)公時 他と保昌 が 酒宴をいていて、頼光が近頃何か変わった話題は無いか
と皆に持ちかける
そこで保昌は 九条の羅生門に鬼が棲んでいて日暮には人は恐れて通らない と話す そこで綱はそんなわけがあるか
土も木も我が大君の国なれば。いづくか鬼の宿と定めん
と言うではないか
保昌は綱に なら自分で行って確かめろ
口論になった
なんか子供の喧嘩みたいで面白い
廻りはくだらない
やめておけ
と綱を諭す。
綱は保昌に対しての事柄はない
我が君の為にも真意を探るべき
とその夜に1人で羅生門に向かう事となった(中入)
兜、甲冑で武装した綱は1人馬に乗り羅生門へ
頼光より賜ったしるしの札を置き帰ろうとすると 鬼の手が出てきて兜を捕られた
すかさず刀を抜き構えると怒りをなした鬼神が現れる
争うが綱は鬼の腕を斬り落とし鬼は虚空へ逃げて行き綱は名を天下に挙げる


梅若では先代の先生がまだ30代の頃(聞いた話なので定かではありませんが…)になさって以来出ていません
家の父も知らない
見たことない言ってましたから
まぁシテ方は後の鬼神のみで、おワキ方の曲でありますから…シテは一句も謡がありませんしね
でも宝生閑先生を筆頭に
閑先生一門が総出演
圧巻です

これも男
って感じでかっちょいーんですよね


他にも似たよう感じでおワキ方の曲に「谷行」というのがありますが、これも圧巻です
また後ワキが兜として着けている黒頭に鍬形(鮒弁慶の後シテや鉢木の替型の後シテが着けてます)を作り物の中より後見が右手に鷹匠が腕に着けているみたいな手袋をはめて手をだし剥ぎ取る所などがあります
これが鬼の手です
おワキ方の曲ですので、めったに見られない曲の1つですね
現藤間宗家が元々踊りにはあるらしいのですが、この羅生門の後日談の話

茨木童子なるものを能にして、去年でしたか
観世善正氏をシテにし新作として上演いたしました
綱は斬り落とした鬼の腕を家にかくまいます
何日間かの間に鬼が取り返しに来るからです
あれですね
妖怪のろくろっ首かな
退治するのに首から離れた隙に胴体を隠して何日間か取り返せないと死ぬ
言うのがあったような…
案の定何日目かの夜に鬼が綱の母親に化けて取り返しに来るという話なんですがね
これもなかなか面白く出来てました
二本立てで見れる会があると楽しさ倍増ですね

昨日初めて拝見しました



そこで保昌は 九条の羅生門に鬼が棲んでいて日暮には人は恐れて通らない と話す そこで綱はそんなわけがあるか



保昌は綱に なら自分で行って確かめろ

口論になった


廻りはくだらない


綱は保昌に対しての事柄はない


兜、甲冑で武装した綱は1人馬に乗り羅生門へ

頼光より賜ったしるしの札を置き帰ろうとすると 鬼の手が出てきて兜を捕られた





梅若では先代の先生がまだ30代の頃(聞いた話なので定かではありませんが…)になさって以来出ていません



まぁシテ方は後の鬼神のみで、おワキ方の曲でありますから…シテは一句も謡がありませんしね

でも宝生閑先生を筆頭に
閑先生一門が総出演








他にも似たよう感じでおワキ方の曲に「谷行」というのがありますが、これも圧巻です

また後ワキが兜として着けている黒頭に鍬形(鮒弁慶の後シテや鉢木の替型の後シテが着けてます)を作り物の中より後見が右手に鷹匠が腕に着けているみたいな手袋をはめて手をだし剥ぎ取る所などがあります


おワキ方の曲ですので、めったに見られない曲の1つですね

現藤間宗家が元々踊りにはあるらしいのですが、この羅生門の後日談の話





綱は斬り落とした鬼の腕を家にかくまいます




退治するのに首から離れた隙に胴体を隠して何日間か取り返せないと死ぬ


案の定何日目かの夜に鬼が綱の母親に化けて取り返しに来るという話なんですがね


