月・火の2日間で来週の緑皇会の申し合わせが終わりました。
舞囃子と能の申し合わせでしたが、お弟子の皆様はがんばっておられました。
本番までの後少しの稽古は厳しくやりますが、本番当日は皆さんが主役
楽しんで勤めていただければと思います
(やったもん勝ちですからね
)
さて今週の土曜日の京都鸞の会での「老松」と来週の緑皇会の次の日の梅若会定式での「木賊」の先生のお稽古もしていただきました。
私はどちらもツレですのでそんなに何があるわけではないのですが、父はどちらもシテを勤めさせていただくので大変ですよね
「老松」では紅梅殿の小書きが付いたときに出る後ツレの紅梅殿役を勤めさせていただきます。
老松 飛梅 2つの神木
死後北野天神として祭られた菅原道真公は 陰謀によって九州の太宰府に左遷されました。都を想い 東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ と 庭の梅を懐かしむ歌を詠みました。
すると都から歌に詠まれた梅が飛来して根付きました。これが飛梅、紅梅殿です。道真公の御詠歌によって神木となった梅はいかにも「紅梅殿」と呼ぶべきであろうとこう呼ばれるようになったそうです。
この梅を追って来たのが追松 転じて老松と言われます。
秦の始皇帝が狩で大雨にあい ちいさな松の木の下に雨宿りしたところ その松はにわかに大木となり葉を繁らせ 帝を雨から守りました。
帝は大夫の位を松に与え 以来松は大夫と呼ばれます。
この部分は前場の地謡の曲の部分で謡われます。私はこの部分がかなり好きなんです
かなり良いとこ取りの役です
舞囃子と能の申し合わせでしたが、お弟子の皆様はがんばっておられました。
本番までの後少しの稽古は厳しくやりますが、本番当日は皆さんが主役

楽しんで勤めていただければと思います


さて今週の土曜日の京都鸞の会での「老松」と来週の緑皇会の次の日の梅若会定式での「木賊」の先生のお稽古もしていただきました。
私はどちらもツレですのでそんなに何があるわけではないのですが、父はどちらもシテを勤めさせていただくので大変ですよね

「老松」では紅梅殿の小書きが付いたときに出る後ツレの紅梅殿役を勤めさせていただきます。
老松 飛梅 2つの神木
死後北野天神として祭られた菅原道真公は 陰謀によって九州の太宰府に左遷されました。都を想い 東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ と 庭の梅を懐かしむ歌を詠みました。
すると都から歌に詠まれた梅が飛来して根付きました。これが飛梅、紅梅殿です。道真公の御詠歌によって神木となった梅はいかにも「紅梅殿」と呼ぶべきであろうとこう呼ばれるようになったそうです。
この梅を追って来たのが追松 転じて老松と言われます。
秦の始皇帝が狩で大雨にあい ちいさな松の木の下に雨宿りしたところ その松はにわかに大木となり葉を繁らせ 帝を雨から守りました。
帝は大夫の位を松に与え 以来松は大夫と呼ばれます。
この部分は前場の地謡の曲の部分で謡われます。私はこの部分がかなり好きなんです

かなり良いとこ取りの役です
