金曜ロードショーで「天空の城ラピュタ」を放送していますね。

この映画大好きなんですが、主題歌の「君をのせて」を聞くと

胸が苦しくなります。

数年前に息子のクラスの友人が亡くなりました。

小学1年生でした。

入学して初めての授業参観で、彼のお母さんに話しかけられました。

「先日はじめて息子からお友達の名前が出てきたんです」

「チビ太君と遊んだ」「仲良くなった」って。

それがもう嬉しくて・・・・ラブラブ!。と。

私もそれが本当にうれしくて「私も嬉しいですラブラブ」とお話して

「これからも、どうぞよろしく」と。

そして夏休み・・・・が明けて。

息子から彼が入院している事を聞きました。

どんな病気???と聞いても要領を得ない答え。

私が学級の役員だったため、色々な人が心配して聞いてくるんです。

担任にも聞いたのですが、はっきりは言えない感じで。

大丈夫かな。

みんなでお手紙書いたりしたらしいけど・・・。

それから少しして、彼が半日だけ出席したりしていると

息子から聞いて少し安心。

冬が来て・・・突然学年の委員長から電話があり

彼が亡くなった事を知らされました。

クラスメイトは告別式に出席するとの事で

もう一人の学級委員さんと一緒に担任の補助として

出席しました。


斎場のホールで彼のお母さんとすれ違いました。

その時「今日はありがとうございます」と声をかけて頂きましたが

私・・・何も言えませんでした。

頭を下げることしかできませんでした。

なんでだろう。その時彼のお母さんの前で泣いてはいけないって

思ってしまったんです。

だけど・・・今でも何か言葉をかけることが出来たのではないかと

悔んでいます。

彼は幼稚園の時に難病に罹り、入学直前まで入院していたそうで

夏休み過ぎに退院してからは、もう本当に力なく・・・・という

感じだったようです。

告別式で棺に向かって子供たちが歌ったのが

この「君をのせて」でした。

この歌詞を想うと、彼はまだどこかで元気にしている様な気がします。


息子は、時々上を見ます。

「○○くんが上から見ているから、恥ずかしい事はできない」って。

いつもは忘れているんですけどね・・・・。
(だからいつも恥ずかしい事してるのね)

私も、息子が元気でいてくれる事に感謝しなければ・・・と

いつもは怒ってばっかりですけど(。^m^。)

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