習い事教室の先生のための有料メール講座のサンプルです。

 

<2019.4.21号 Vol.71>

 

こんにちは。

直島美佳です。

 

 

今日の神戸は

いいお天気です。

 

 

習い事教室の先生は

大忙しの時期ですね。

 

 

では、早速

はじめて

いきましょう。

 

 

本日のトピック

(1)値決めについて

(2)体験レッスンへ行った話

(3)リピーターさんにならない理由

(4)主語はお客さん

 

 

(1)値決めについて

 

習い事教室の先生だけでなく

どんな仕事も値決めがとても大事です。

 

 

一番大切かもしれません。

 

 

値下げしたら

生徒さんが来てくれる

と思っていませんか?

 

 

それは逆です。

値下げしたら

どんどんしんどくなっていきます。

 

 

それは、

値下げしたら

収入が減るから、、ではなくて

 

 

「1,000円の先生」

になってしまうから

もう高いものは

売れなくなってしまうからです。

 

 

たとえば、

体験レッスン5,000円で

生徒さんが来ないからといって

1,000円にしたとします。

 

 

体験レッスンは

なんのためにしますか?

 

 

継続して通ってもらうための

入り口ですよね。

 

 

でも、体験レッスンが

1,000円で

継続コースは数万円だと

そのギャップにびっくりして

しまいます。

 

 

継続コンサルティングを

させていただいている

お客さんには

「値下げ厳禁!」

とお伝えしています。

 

 

値下げしたら

買ってくれる。

 

 

ほんとですか?

 

 

ご自分のことを考えてみてください。

高くても買うものって

あると思います。

お値段だけで

買うか買わないか

決めませんよね?

 

 

値段を安くしたら

売れると思っているのだとしたら

事業主のマインドに

まだなっていない証拠です。

(生徒さんが何人であろうが

自分で仕事をしているひとは

事業主です。)

 

 

ここで、

だって、体験レッスンに

来てくれないんです、、

と思ったかた。

 

 

5,000円から1,000円に

するのではなくて

 

 

5,000円だけど

おまけをつけるとか、

その差額を

宣伝費にかけるなどして

体験レッスンに

来てくれるひとを

増やしてくださいね^^

 

 

値下げする

メリットは

ひとつもありません。

 

 

覚えておいてくださいね^^

 

 

(2)体験レッスンへ行った話

 

 

体験レッスンはお得にします。

目玉商品だからです。

 

 

ですが、

お得な体験レッスンへ行って

数万円のコースをすすめられたら

びっくりしますよね。

 

 

あるあるですが^^;

 

 

少し前、5,000円の体験レッスンへ

行きました。

 

 

10万円くらいの継続コースを

すすめられたんですね。

 

 

そのご案内を

渡されてからの

気まずい雰囲気、、、^^;

 

 

経験あるかと

思います。

 

 

どうして

気まずくなったのだと

思いますか?

 

 

それは、

軽い気持ちで

体験レッスンへ来て、

まさか10万円のレッスンを

すすめられると

思っていなかったひとが

大勢いたからです。

 

 

わたしは体験レッスンの

役割をわかってるから

平気だけど

それでも

レッスンの流れが

ちょっと、、、

 

 

どうしたらよかったのかと

言うと、

体験レッスンの途中に

継続コースの説明を

最後にすることを

言っておくこと、

 

 

そして、

それ以前の問題です。

 

 

体験レッスンの募集のところに

コースの説明の時間があることも

記載しておくことです。

 

 

記載して

体験レッスンに

来てくれなかったら

どうするの?

 

 

よく考えてみてください^^

 

 

コースの説明があるからって

来ないひとは

来てくれなくって

いいと思いませんか?

 

 

最初から

その心積もりで

来ていただきてくださいね^^

 

 

先日、とある体験講座へ

まいりました。

(習い事教室ではありません)

 

 

わたしは、

コースへ行くことを

決めていたのですが、

 

 

教室の前の張り紙に

「◯◯説明会」

と書かれていて

笑ってしまいました。

 

 

体験講座じゃなくって

「◯◯説明会」です。

 

 

ここまで書いていたら

コースに興味ないひとは

来ませんよね。

 

 

まぁ、

習い事教室の場合、

体験レッスンだけに

来てもらったら

いいんです、、、、

という先生もいるかもしれませんし、

 

 

それを

悪いとも

言わないですが、、、、

 

 

体験レッスンばかり募集して

体験レッスンには

来てくれるけれど

全員1回しか

来ない。

 

 

それだと仕事になりません。

 

 

だから、

リピーターさんを

増やすことが必須。

 

 

そうじゃないと、

10年、20年続く教室には

なりません。

 

 

(3)リピーターさんにならない理由

 

全員がリピーターさんになってくれたら

もう告知も募集も

不要です。

 

 

レッスンレポのみで

OKです。

 

 

わたしの継続コンサルティングでは

告知と募集をしない先生になることを

目標にしています。

 

 

なぜ、リピーターさんに

なってくれないのでしょう?

 

 

それは、

「◯先生の教室はすごくいい!」

(あなたのことです^^)

 

 

でも、

「ひょっとしたらもっといい

教室があるかも、、、」

と全員思っているからです^^

 

 

だから、

生徒さんが

ほかの教室へ行かれるのは

なにか嫌なことが

あったわけではなく

(ある場合もありますが)

 

 

本能なんですよね^^

 

 

でも、他へ行くと

戻ってきてくれない可能性も

あるわけですから、

 

 

できれば、

ほかの教室へ

行ってほしくないですよね。

 

 

わたしの仕事の例を

ご紹介しますね。

 

 

わたしは家のクリニックの

事務を少し手伝っていて

その流れで

院外事務長として

複数のクリニックと

契約して

お手伝いをしています。

 

 

すべてのお客さまに

3年以上、

リピートしていただいています。

 

 

たまたまではなくって

ちゃんと作戦考えています。

 

 

それは、

院長先生が

めんどくさいと思うことを

なんでも

しているからです。

 

 

めんどくさいことを

してくれるひとがいないから、

わたしにずっと

頼んでくれるわけです。

 

 

これ、

自慢がしたくて

言ったのでは

ないですよ^^

 

 

自分ごとに

置き換えて

考えてみてほしいんです。

 

 

自分ができる

生徒さんがしたくない

めんどくさいことって

なんだろう?

 

 

お料理教室の先生だったら

「本日のお料理セット」

として、

帰りに買い物しなくてもいいように

セット販売するとか

(現実的には

ナマ物があるから難しいかもしれないけど)

 

 

ブログとかSNSをしているひとのために

きれいな写真を

スタイリングして

撮影してあげるとか、、、

 

 

ハンドメイド教室だったら

パーツなどが売っているお店と

価格を表にしてあげるとか

(これ、2ヶ月で

生徒さんが100人を超えた

過去の受講生さんが

してましたよ!)

 

 

めんどくさいことをすると

他に行けなくなるんですよね^^

 

 

反対の立場に

立ってみられても

そうではないですか?

 

 

レッスンを受けた生徒さんが

レッスン後にする行動を

想像してみましょう。

 

 

そこで、

めんどくさいなぁと

生徒さんが思うことって

なんでしょうか?

 

 

(4)主語はお客さん

 

 

生徒さんが増えない教室の

共通点のひとつは、

ブログなど、文章の主語が

全部自分(先生)なんですよね。

 

 

わかりやすく教える教室です、

丁寧に教える教室です、

その主語は、ご自分ですよね。

 

 

がらっと

考えを変えてみましょう!

 

 

正直、生徒にとって

先生の実績とかプロフィールとか

理念とか

どうでもいいんです。

 

 

居心地がよかったらいい、

わたしが。

 

 

家に帰ってすぐに作られる

簡単な料理を習えてもらえたらいい、

わたしが。

 

 

文章を書く時は

主語を生徒さんにして

書いてみましょう。

 

 

たまにいろいろな

教室のブログを拝見しますが、

暑苦しいくらい

自己主張ばかりされています。

 

 

うちの教室すごいよ!

と先生から言われても

まったく説得力はありません^^;

 

 

それでいて

「いつも生徒さんのことばかり

考えています」

と言われているかたも

いますが、

文章に全部あらわれます。

 

 

文章は正直です。

 

 

主語は生徒さんです。

 

 

とはいえ、

仕事なので

うっかり自分自分になりますが、

(わたしもしょっちゅう)

たまに文章を読み直してみて

主語を入れてみて

自分が主語になっていないか

チェックしましょう。

 

 

人気の教室になる

エッセンスを

全公開してます。

 

 

もし、

人気の教室に

なれていないとしたら

さらっと読んでいるからです。

 

 

しっかり読み込んで

自分のものに

していただけたら

嬉しいです。

 

 

引き続き、

10年20年続く習い事教室を

目指して

やっていきましょうね(^-^)/

 

 

では、また来週、

お会いしましょう。