前にもブログで書きましたが
レッスン代の一部を児童福祉施設に寄付する活動を再開いたします。

今回、作品展を開催するにあたり、
フォトコンテスト と 作品展での体験レッスンの一部も含め、少ないですが寄付をさせていただこうと思っています。

または、このお金を使って私たちのできる事をしたいと。



なぜ、児童福祉施設への寄付をしたいと思ったのか・・・・




それは、私が高校生のころ、
友達に連れられて『親のいない子供たちの施設』にボランティアに行った事があります。

親のいない子供たちという子たちばかりではありません。

親は生きているけど育てられない。
虐待により親元にいる事が出来ない。

そんな子供たちも多かったと思います。


【子供は親が育てる・守る】

高校生だったそのころ、私はそれが当たり前だと思っていましたし、そんな子たちがこんなに存在する事を知りませんでした。
知りませんでした。というより、若かったこともあり視野をそちらに向けたことがありませんでしたね。。。。
(今思えば、とても恥ずかしい事ですね・・・・・ )


そのころ、実際、ボランティアには興味もない私でしたし、友達も内申を上げるためのボランティアでした。


一週間ほどボランティアに行ったと思います。

その中で、きっといろいろな子たちと遊んだり、お話ししたりしていたと思うのですが
ある男の子2人が今でも記憶に残っているのです。

2人は兄弟で上のお兄ちゃんはおとなしく、下の弟をかばうようなしぐさを良く見ました。

弟くんの方は、まったく最初はなつかなく、ちょっかいはかけてくるのに なかなか言うことを聞いてくれません。


毎日、施設まで通う中で なんとか、仲良くなれないかな?と いろいろとやってみるのですが、、、難しい。。。


ある日、追っかけっこをしていて、
弟くんを捕まえた時に『ぎゅっ』と抱きしめたんですね・・・・

それがきっかけなのか
それから絵本を読む時も膝の上に座ってくれたり、いつも遊びを一緒にしようと誘ってくれるようになり、毎日べったりくっついていてくれました。


その兄弟に何があったのか、なんで施設にいるのか。 
聞いた事はありませんが、その子供達には愛情が必要だった事はわかります。




それから何年かして私も結婚をして、子供を生みます。
お恥ずかしい話ですが、
その後、私は離婚をして子供に寂しい思いも、貧乏もさせています。


だからですかね・・・・
とても、その施設にいた子供たちが今でも頭をよぎるのです・・・・・



私の尊敬する人物にトリイ・ヘイデンという女性がいます。





彼女はタイガーという子という本を書き、一躍有名になりました。

この本のシリーズを私が読んでいた当時、厚さ3~4cmほどのハードカバーでしたので、それを見ていたからでしょうか・・・・?
【ダレンシャン】というシリーズの分厚い洋書を毎日、図書館に通い全巻読み切りった自分の子供達を見て親の私もびっくりした覚えがあります。(余談)




文才がないので、細かな部分はお伝えできないと思いますが、
トリイ・ヘイデンの子供たちへの愛情は 本物で自分の子供ではないにも関わらず、注がれる愛は本物でした。

ご興味がある方は、ぜひ読んでください。
読んでいただけると、私がここに書いてあることも よくわかると思います。

高校生のころにボランティアに行ったあの施設にいた子供たちが、トリイ・ヘイデンの本に書かれた子供たちと重なり、そして、私の心の中に何かできる事はないのかと・・・そういう考えを生み出すようになってきました。

子供が小さいころに親は子供のそばにいたほうがいい。
愛情を注いだほうがいい。と、そう思うんですね。

実際、私に相談をしてくる人たちの中には、子どもの頃愛情が足りない子供たちが大人になって人格障害という形で出てきている子たちもいました。

知り合ったある女性は万引きで捕まり、身元保証人として私が引き取りに行ったこともあります。

ある男性は教師の親に反抗して、中学卒業をする数日前に家出をして10年以上実家に帰らなかった・・・・
そういう人もいます。


話を聞くと、その人達は子供のころ、親から愛情を注がれなかったというんですね・・・・
注がれていなかったのではなく、気づいていなかった人もいます・・・・
(長くなるので、それは細かく書く機会があれば、またはお会いになったときにお話しできればと思います。)


なので、私がこの仕事を選んだ理由は

『子供の帰る時間に家にいられるから』

ということなんです。
(今は、忙しくて毎日8時過ぎの帰宅ですが・・・^ ^;;;;;)



小さいころの子供には母親の愛情は大切です・・・・

施設にいる子供たちに、少しでも何かできたなら・・・・
そう思い、レッスン代の一部を寄付したいと思いました。






私の教室でレッスンを受けたら、
少しでもそういう人達に私も何かしてあげられているんだわ。って思っていただけると嬉しいですね^ ^


いろいろと意見はあると思いますが、
突然、児童福祉施設に寄付と言われても

『????』

わからないと思うので、こんな形で書かせていただきました。



私の自己満足かもしれませんが、こういう意思の元、皆さんもレッスン代・フォトコンテスト参加費・作品展の体験レッスン代の一部を寄付されているとご理解してくださるとありがたいです。





齋藤直美





本日 締め切り!

エントリーは12月29日まで
お写真は1月16日までですのでお間違いなく^ ^

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