こんにちは!太田直己です!


今回はシャフトのお話しです。毎年各メーカーから新しいシャフトが発売されます。どれを選ぶか種類も多いですし悩みますよね? 


自分もツアーの現場で20年、毎年新しいシャフトが出る度に、より良い物を求めて試合会場で試して来ました。下の写真の(三菱ケミカル) (フジクラ) (グラファイトデザイン)のシャフトは数多く提供して頂き、実際試合で使用して来ました。



ではどんなシャフトを選べばいいのか? 


結論はヘッドによってシャフトの挙動も変わります。今、あのシャフトが流行ってるからリシャフトすれば飛ぶだろう等、単純なことではないです。 


最近プロの使用率が高いVENTUSシリーズ。


自分もブラックのXを使用していますが、決して飛距離に特化したシャフトではないです。シャフト先端が硬いので、上手くシャフトをしならせることが出来ないとただのガチガチの棒です。  


では何でそんなのを使っているのか? シャフトに余計な仕事をしてほしくないからです。 

  

トーナメントの優勝争い等では、極度の緊張感とアドレナリンが出ています。シャフトが変な挙動をしてボールが曲がることをツアープロは嫌います。



それじゃあ飛ぶシャフトはどんな物?


ガチガチの反対の、しなり戻りが速く、シャフトの動きが多い物をタイミングよくインパクトできれば、その方の最大飛距離を得られる可能性があります。


しかし緊張した場面でタイミングを合わせるのは難しく、プロや上級者は一発の飛距離よりも振った時にミスが最小限に収まる物を選ぶ傾向が多いです。そして、新しい物が必ずしもいいとは限りません。ツアーADのPTは癖がなく、発売日は2006年と、17年前でも今だに使用率が高いです。何事も一長一短あります。一発の飛距離よりも安定性を求めた方がスコアメイク出来ると思います。  


スイングタイプやタイミングによっても選ぶシャフトは変わります。どんなシャフトを選べばいいか?シャフトのしならせ方はどうするの?シャフトに負荷をかける打ち方など。今までの経験でお客様のスイングを見ながらご提案させて頂きます。興味がある方は下のリンクからご予約お待ちしてます⛳